業績回復に向けて急務としている「ゲーム領域以外の事業の創出」の一環として、人材派遣・職業紹介事業を行なう子会社を設立。
株式会社ケイブ(以下、ケイブ)は、5月28日開催の取締役会において、人材派遣、職業紹介事業を行う子会社(名称未定)を設立することを決議したことを発表した。
ケイブは、業績回復及び企業価値の向上を目指すにあたり、「ゲーム領域以外の事業の創出」を急務としており、そのため、2019年11月に連結子会社である株式会社capableを設立し、インターネット動画配信者等のサポート・マネジメントを行うクリエイターサポート事業に進出したほか、2020年12月には、海外子会社である凱樂數位股份有限公司(英語表記:Cave Interactive Taiwan Co., Ltd.)を設立し、現在は台湾子会社における自社サービスの開発を進めていた。
今回、設立を予定している子会社では、新たな収益基盤を確立するために非エンタメ事業への進出を目指しており、ベトナムの優秀な人材を日本企業へ派遣あるいは紹介することで、事業の拡大を目指していくそうだ。
当該子会社はケイブおよび学校法人木下学園が出資をし、ケイブの代表取締役である安藤裕史が取締役に就任し、木下沢威氏が代表取締役をつとめる予定とのこと。