日販、流通の効率化の推進で楽天ブックスネットワークとの協業範囲を拡大

一部帳合書店分の雑誌や書籍、開発品送品業務で協業。昨今の書店数の減少や物流経費の高騰などを受けて、流通の効率化をはかる。

日本出版販売株式会社(以下、日販)は、楽天ブックスネットワーク株式会社(以下、RBN)と、協業範囲の拡大について合意したことを発表した。

日販 楽天

日販とRBNは、返品物流業務や新刊送品物流業務について協業を行なってきたが、書店数の減少や物流経費の高騰など、昨今の市場環境の大きな変化に対応し、業界全体の流通効率化をはかるための検討を行なっていたとのこと。

その結果、一部帳合書店分の雑誌や書籍、開発品送品業務をはじめ、日販の流通センターでの物流業務の受託や、受託店頭客注支援システムの共同推進などについても、協業範囲を拡大することで合意したそうだ。

今回の協業範囲の拡大は、取次会社としてのコスト削減を目的とした取り組みで、2021年10月から開始するとのこと。

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