2021年度後半から「LINE マンガ」のバックエンド業務の一部を受託。互いの強みをいかして、さらなる成長を目指す。
株式会社イーブックイニシアティブジャパン（以下、イーブックイニシアティブジャパン）は、6月1日に行なった取締役会の決議により、電子コミックサービス「LINE マンガ」を運営するLINE Digital Frontier株式会社（以下、LDF）と、電子書籍事業における業務提携を行なうことを決定したことを発表した。
イーブックイニシアティブジャパンは、2000年よりパソコン向けの電子書籍販売サイト「eBookJapan」のサービスを開始し、ヤフー株式会社（以下、ヤフー）との資本業務提携の締結以降は、ヤフーと協力して運営する「ebookjapan」へと移行した。現在は、グループとのシナジーの強化に注力し、電子コミック分野での国内取扱高No.1を目指して事業連携を進めている。
LDFは「LINE マンガ」のサービス拡大を目的として、LINE株式会社から会社分割により設立された企業。「LINE マンガ」は、2013年にスマートフォン向け電子コミックサービスとして開始し、現在では配信作品数約60万点、オリジナル・独占・先行配信作品480タイトル以上を取り揃える、国内最大級のコミックサービスに成長している。
今回の業務提携にもとづき、イーブックイニシアティブジャパンは「LINE マンガ」のバックエンド業務の一部を受託し、同業務の共通化を進めることで、事業効率の改善とコンテンツ力の向上をはかっていく。なお、バックエンド業務の共通化以外の協業については、今後協議を進めるとのこと。
イーブックイニシアティブジャパンとLDFは、この業務提携により、電子書籍事業の幅広い分野において互いの強みをいかしてさらなる成長を目指すという。
