1月31日(土)、2月1日(日)と2日間に渡って幕張メッセで開催されたゲーム実況とゲーム大会の祭典、闘会議2015。初の開催ながら会場来場者数は3万5786人、公式生放送を視聴したネット来場者数は574万6338人を動員したこのイベントで、特に目立った展開を行なっていたのがスマートフォンゲームを中心に活躍するメーカーだ。ここでは、そういったメーカーのブースの1月31日の模様を紹介する。
◆大規模なイベントステージを展開した4メーカー
会場の四方に配置され、大規模なステージで絶えずイベントを開催して来場者の注目を集めていたのが、ミクシィによる『モンスターストライク』、LINE、コロプラ、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのブースだ。
●モンスト”超絶”闘技場
▲『モンスターストライク』と『ミュータント・タートルズ』のコラボイベントの発表が行なわれたステージでは、CMに起用された稲川淳二さんがサプライズで登場。こちらは登壇者やタートルズの面々に怖い話を聞かせる様子(シュール!)。
▲今春に稼働予定のアーケードゲーム『モンスターストライク MULTI BURST』の試遊台は、3時間以上の待機列が発生するほどの人気ぶり。
▲ラストは人気アニソンシンガーの影山ヒロノブが降臨し、主題歌の『ヒッパレ!モンスターストライク』を熱唱! 来場者のボルテージも最高潮だ。
●LINE 闘パーティ
▲リズムゲーム『LINEステージ』に、ブレイク中のアイドルグループ、でんぱ組.incが挑戦。ゲームが得意なメンバーも多いため、かなりの好成績を収めた。
▲その脇では、7時間にもおよぶ『LINE ポコポコ』の紅白対抗戦も開催されていた。
●コロプラ 闘会議プロジェクト
▲コロプラのステージでは『東京カジノプロジェクト』、『バトルガール ハイスクール』、『Rumble City(ランブル・シティ)』の新作3本が紹介された。『バトルガール ハイスクール』のパートでは、朝比奈心美役で出演する声優の原田ひとみさんも出演し、(いつも通りの)際どい発言でイベントを盛り上げた。こちらの3本は、改めて紹介する予定だ。
▲闘会議2015全ブースの中でも異彩を放っていた「みんなでパンチ! BIG星たぬき」は、巨大化した『白猫プロジェクト』のキャラクターを殴りまくるというもの。これが結構な人気。
▲こちらのいかにも怪しげなカーテンの向こうでは、開発中のテニスゲームの対戦ができた。ぷにコンを使った作品で、なかなか楽しくプレイできたのだが、本当に開発真っ最中で、リリース予定などは未定とのこと。
●ガンホーフェスティバル@闘会議
▲ガンホー・オンライン・エンターテイメントのステージでは、ニンテンドー3DS用ゲーム『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』が紹介された。先週プレイしたというマックスむらいさんは「(両作品の)コラボというレベルではなく、融合ですよ!」と太鼓判!
▲『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』はプレイも可能だった。ただし5分だけ、というのが楽しいけどもどかしい!
◆ゲーム実況を中心にユーザーを集めたその他のメーカー
上記4ブース以外にも、4つのスマートフォンゲームメーカーがブースを出展。それぞれのメーカーの作品を、スタッフやゲーム実況者がさまざまな角度からアピールしていた。
▲サイバーエージェントブースでは、『グランブルーファンタジー』の公式ラジオ番組『ぐらぶるちゃんねるっ!』が特別出張。パーソナリティの声優である加藤英美里さん、東山奈央さんを迎え、サウンドトラック第2弾の視聴が行なわれたり、大型アップデートの情報が明かされたりと、内容盛りだくさん。
▲SEGAブースでは『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』や配信されたばかりの『大乱闘!ドラゴンパレード』などの新発表や、ゲーム大会が行なわれていた。
▲バンダイナムコゲームスでは、『ONE PIECE トレジャークルーズ』の試遊台で超巨大ボスを会期中に何回倒せるかというチャレンジ企画を実施。ステージではその経過がたびたび紹介された。左にいるフランキーは、れっきとした同作のプロデューサー、フランセキーさんだ。
▲スクウェア・エニックスブースでは、人気実況ユニットのM.S.S Projectを迎え、多数の観客のなか新作が発表された。事前に「Z」の文字だけが明かされていた新作の正体は、なんとプレイステーション4用ゲーム『みんなでスペランカーZ』! 斜め上のタイトルに、集まった観客全員が度肝を抜かれていた。
なお、2016年1月30日、31日には闘会議2016が会場を拡大して開催することを発表されている。そちらでは、さらに多くのスマートフォンゲームメーカーが参加してほしいところだ。