グリー、ゲーム・エンタメ・メディアを3本柱に投資継続 営業利益53億円 2021年6月期決算短信

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ゲーム領域で新規ゲーム『アサルトリリィ Last Bullet』が好調な立ち上がり。エンタメ領域では『REALITY』の海外展開が好調。

グリー株式会社が2021年6月期決算短信(連結)を8月6日に発表した。当連結会計年度の業績は、売上高567億6600万円(前連結会計年度比9.4%減)、営業利益53億7800万円(同70.1%増)、経常利益110億9800万円(同163.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益135億3300万円(同399.5%増)となった。

グリー2021年6月期決算短信

経営成績に関する説明

2021年6月期のグリーグループはゲーム、ライブエンターテインメント、広告・メディアの各領域で投資を行なってきた。

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主力とするゲーム領域においては、引き続きブラウザゲームのコイン消費は減少しているが、既存のスマートフォン向けアプリゲームの長期運営体制による収益安定化及び海外展開による収益力向上に取り組むと同時に、新規アプリゲームの開発を進めてきた。

ライブエンターテインメント領域においては、バーチャルライブ配信アプリ『REALITY』の機能強化やコンテンツ拡充を進め、また、広告・メディア領域においては、メディア力の強化とユーザー基盤の拡大を進めてきた。

なお、当社グループにおける新型コロナウイルスの影響については、広告・メディア領域において一部のメディアで影響を受けましたが、ゲーム領域及びライブエンターテインメント領域への影響は限定的だった。

なお、当連結会計年度において、当社出資ファンドが保有株式を売却したことによる投資事業組合運用益54億8300万円を計上し、また繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人税等が減少した。

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関連リンク

グリー株式会社
2021年6月期決算短信(連結)
2021年6月期第4四半期決算説明会資料

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