出版社の海竜社、東京地裁への破産申請を開始

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実用書や専門書を主体とする出版社。負債総額は約2億4000万円。

株式会社海竜社(以下、海竜社)が、9月7日に事業を停止し東京地裁への破産申請を弁護士に一任したことが、TSR速報で明らかになった。負債総額は約2億4000万円とのこと。

TSR速報海竜社

海竜社は、女性書、人生書、家庭教育書等の実用書や専門書を主体とする出版社。ジャーナリスト池上彰氏の「池上彰の学べるニュース」シリーズなど著名な作者の出版も手掛け、新聞媒体を中心とした広告も積極的に展開し、2006年12月期には売上高約4億9000万円をあげていた。

しかし、近年は出版業界の不況などから業績は伸び悩んでおり、そのため、事業売却などの経営改善策を模索したが、ここにきて業況の回復も見込めなくなり、今回の措置となったとのこと。

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