ゲーム×マッチングアプリ『恋庭』の順調な推移も、既存タイトルの売上が減少。2021年9月期は減収減益予想。
株式会社BANK OF INNOVATION(以下、BOI)は、開示を見合わせていた2021年9月期 (2020年10月1日~2021年9月30日) の連結業績予想を開示したことを発表した。
連結業績予想数値の理由
BOIグループは、事業が属する業界における激しい変化や機動的な投資判断を実施することを考慮して、2021年9月期の連結業績予想数値を非開示としていたが、期間の経過等により、合理的な業績予想の算定が可能となったことで開示にいたったとのこと。
2021年9月期の連結売上高については、今年4月より配信中のゲーム×マッチングアプリ『恋庭』が順調に売上を拡大しつつある一方、既存ゲーム2本の売上が減少傾向であり、前期実績(2020年9月期)と比較して減少する見込みだそうだ。
連結営業利益及び連結経常利益については、新作RPG、新規サービスの開発費用のほか、『恋庭』や事前登録を開始した新作 RPG『メメントモリ』にかかる広告宣伝費など、BOIグループの成長に向けた投資を積極的に行なってきた結果、前期実績と比較して減少する見込みとなっている。
親会社株主に帰属する当期純利益については、連結経常利益に法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額の計上を考慮した予想数値を算出しているとのこと。