世界各国に向けて営業活動を展開。隔月開催のオークションには世界各地からユーザーが参加。
株式会社まんだらけ(以下、まんだらけ)は、2021年9月期決算短信[日本基準](非連結)を11月12日に発表した。当事業年度の売上高は96億2600万円(対前年同期比6.7%増)、営業利益は6億円(同133.4%増)、経常利益は5億6700万円(同130.9%増)に、当期純利益は3億5700万円(同156.7%増)となった。
経営成績の説明
当事業年度のまんだらけは、最新の商品からマニアックな希少品まで、新たな商材の掘り起こしと、その市場の創出と定着をはかる方針を継続し、店頭、ECサイトの双方で品揃えの拡大と充実を進めた。
まんだらけが取り扱う商品については、買い取りの告知などを通じて世間の関心をとらえ、掘り起こした多種多様な商品を店頭で展開すると同時に、WEB上でも国内外を問わずに紹介し、世界中のコレクターから一般のユーザーまで、多種多様な潜在的ニーズを引き出す営業活動を展開した。
まんだらけは基幹のPOSシステムに蓄積されたデータを用いて、買い取り実績のある商品は仕入から販売、保管の状況を一貫して把握し、需要動向や在庫状況に応じ迅速で的確な価値判断をすることによって、仕入の拡充を進めている。
新規取り扱いの商品は、直ちにマスタデータを登録、整備を欠かさずに行ない以後の仕入動向に基づいた確度の高い販売可能性を追求、他社に先がけてその魅力を伝え、市場の創出と育成をはかっている。まんだらけは「適正価格で買い取る」という基本方針の徹底によって多数の良質な商品を買い取り、多様な品揃えの展開で、ユーザーの満足度を高めてきた。
販売面においては、「まんだらけSAHRA(サーラ)」を主力とするWEB通信販売が、売上の伸びを堅持している。また希少な商品を出品し続けることによって、隔月で開催しております大オークションは、全世界から多くのユーザーが参加している。
その他、中野店をはじめ各店舗では、大小の規模でリニューアル、新規の売場開設を進め、取扱い商品の拡大をはかることにより売上高の維持、向上につとめている。