ユークス、開発受託ソフトの好調などで黒字転換 営業利益3.8億円 2022年1月期第3四半期決算短信

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開発受託ソフト分野のほか、パチンコ・パチスロ分野でも開発案件が完了。複数の事業が順調に進行。

株式会社ユークス(以下、ユークス)が、2022年1月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を12月8日に発表した。当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は4億5500万円(前年同期比47%増)、経常利益は6億3700万円(前年同期は経常損失3億100万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億2400万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億9000万円)となった。

株式会社ユークス2022年1月期第3四半期決算

経営成績の説明

当第3四半期連結累計期間のユークスグループは、受託ソフトにおいて、米国プロレス団体である「All Elite Wrestling(略称:AEW)」から開発受託した、同団体をモデルとしたプロレスゲームの開発が、引き続き順調に進行している。

また、アクションゲーム『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』のSTEAM版が2021年5月27日に株式会社ディースリー・パブリッシャーから発売された。2021年9月9日にはユークスがプログラム開発に参加したロールプレイングゲーム「テイルズ オブ」シリーズの最新作『Tales of ARISE』が、株式会社バンダイナムコエンターテインメントから発売されたほか、株式会社アニプレックスから発売されたアクションゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』の開発協力を行なった。

その他複数タイトルの受託ソフトの開発も順調に進行している。

パチンコ・パチスロ分野においては、ユークスの公式ブログからうまれ、マンガ配信サイトで人気となった女子高生プロレスマンガ「ロリクラ☆ほーるど!」の画像開発が完了し、遊技機メーカー・ネット株式会社よりパチスロ化され、2021年9月9日にパチンコホールに導入された。

その他にも、複数タイトルのパチンコ・パチスロ分野の画像開発プロジェクトを受託しており、順調に進行している。

ユークスのオリジナルコンテンツの「AR performers」においては、2021年10月27日に新曲「All for You」をリリースした。

また、ユークスのオリジナル技術であるAR Live System「ALiS ZERO」においては、Happy Elements株式会社の人気スマートフォンゲーム『あんさんぶるスターズ!!』のバーチャルライブ「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE – BRAND NEW STARS!! -」全12公演においてメインのCG制作業務を担当し、ライブ開催に寄与した。

パブリッシング事業分野においては、DCコミックスのキャラクターをテーマにしたオンライン・トレーディングカードゲーム「DC デュアルフォース」を制作しており、2022年秋に全世界へ向けて配信する予定となっている。

その他、モバイルコンテンツ分野で複数のプロジェクトの開発が進んでいる。

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