『Ingress』のNiantic, Inc.、フジテレビなどからシリーズAの投資として 500万ドルの追加資金を調達

以下、メーカーの発表したプレスリリースを掲載しております。
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Ingress

  リアル・ワールド・ゲームを開発するNiantic, Inc.(以下、ナイアンティック社)は、フジテレビ、Alsop Louie Partners、You & Mr Jones、エンジェル投資家のCyan Banister氏、Scott Banister氏、Lucas Nealan氏より、シリーズAの追加資金として500万ドルを調達したことを発表しました。Gilman Louie氏は、インタラクティブ・エンターテインメント業界のパイオニアであり、ナイアンティック社の取締役に就任します。この資金調達は、株式会社ポケモンおよびその米国子会社であるPok?mon Company International(ポケモングループ)、Google Inc.、任天堂株式会社からの2000万ドルの資金調達に続くものです。ナイアンティック社では、Pok?mon GOの開発、当社オリジナルのIP(知的財産)であるIngress、ゲーム・プラットフォームの拡張、そして新しいリアル・ワールド・ゲームの創作に注力しています。

  ナイアンティック社のCEOであるジョン・ハンケは次のように述べています。「ナイアンティックは、モバイル技術を活用し、人々が自分の周りにある世界とかかわりを持つように働きかけ、お互いに交流を持つことをコンセプトに設立されました。これまでに多くのプレイヤーが驚くようなことを成し遂げてきましたが、今年はPok?mon GOの提供開始を予定しており、今後もこうした活動が継続していくと考えています。今回、新たなパートナーの皆様をナイアンティックのファミリーとして迎えられることをうれしく思います。各々のユニークな価値が当社にもたらされると確信しています」

  フジテレビの大多亮常務取締役は次のように述べています。「急成長を続ける位置情報ゲームのテクノロジーと、我々の得意とする物語を生み出す力を 掛け合わせることで、テレビの新たな可能性を切り拓き、より多くの人々に楽しんでもらうエンターテインメントを作り出すことができます」

  Alsop Louie PartnersのパートナーであるGilman Louie氏は次のように述べています。「当社はジョンと彼のチームがGoogleでNianticを立ち上げた時から、彼らの革新的な作品に感銘を受けており、独立した企業となってもそれは変わりません。私はIn-Q-Tel在籍中に、ジョンの3つ目の会社であるKeyholeへの投資を実施しました。KeyholeはGoogleによって買収され、結果的にGoogle Earthとなりましたが、ジョンのリーダーシップのもと、何ができるのかを直に見てきました。また、ナイアンティック社の取締役に就任し、新興のAR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(複合現実)市場で同社がその能力をフルに発揮できるようにサポートできることをうれしく思います」

  You & Mr JonesのCEOであるDavid Jones氏は次のように述べています。「当社はロケーション、拡張現実、ゲームが交差する場所で起ころうとしていることに大きな期待を寄せています。当社とナイアンティック社はこの分野で業界をリードしています。今回の投資と、その結果として当社のブランドパートナーに提供できる取り組みを楽しみにしています。」

  Google Earthの共同制作者であるジョン・ハンケがGoogleの社内スタートアップとして設立したナイアンティック社は、Ingressを生み出した企業です。Ingressは、リアル・ワールド・ゲームとして、位置情報技術を活用した全世界を舞台にSFの物語を展開しており、全世界で1400万ダウンロードを記録しています。

  ナイアンティック社は、ポケモングループと任天堂と協力して、ユーザーが現実の世界でポケモンを発見する、モバイルゲームのPok?mon GOを開発中です。Pok?mon GOはApp StoreおよびGoogle Playにて2016年に提供する予定です。

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