ニコニコ超会議2015の中でも、スマートフォンゲーム関連で最も大きなブース展開をしていたのが『モンスターストライク』ブース。「モンスト 春のファンまつり 炎の降臨八番勝負」と称して、ステージ上で絶えずさまざまなクエストへの挑戦を実施し、数多くの観客を集めていた。
そんなイベントのうちでも、開催前から注目度の高かった一戦、「世界最速攻略!? 超絶 摩利支天」の様子をお届けしよう。
この一戦で挑戦した降臨クエストは、「森羅万象の特異点」、難易度は「超絶」。今回のニコニコ超会議2015に合わせて公開されるクエストで、ステージ上での挑戦に合わせて『モンスターストライク』のゲーム内でもスタートする、完全ニコニコ超会議連動のクエストとなった。
これにステージ上で挑戦するのは、『モンスト』のトッププレイヤーで構成された「M4(モンストうまい4人組)」。HIKAKIN氏、S嶋氏、タイガー桜井氏、宮坊の4人によるマルチプレイでのチャレンジ。
▲緊張の面持ちでステージに上がるM4。達人といえど、初見は厳しい。
クエストの内容は未公開の状態からの挑戦となり、M4の4人はまったくの予想だけで使用モンスターを決めなければならない過酷な条件。会場にも数多くの『モンスト』プレイヤーが集まり、4人の挑戦を固唾を呑んで見守ったり、ステージ上に負けじと同時にクエストに挑戦したりする姿が見られた。
4人がチョイスした使用モンスターは、桜井氏がプリンセスシンデレラ(進化)、宮坊氏が通天大聖 孫悟空(神化)、S嶋氏がMDTチェリーウィンガー(進化)、HIKAKIN氏がクシナダ(進化)の4体。主にアンチダメージウォール持ちで構成し、反射タイプと貫通タイプを2体ずつのバランスで組む形で挑んだ。
▲左から、タイガー桜井氏、宮坊氏、S嶋氏、HIKAKIN氏。
会場でのカウントダウンに合わせて、ゲーム内で降臨クエストがスタートすると、ステージ上でも同時に挑戦スタート。大観衆に見守られつつ、繊細な操作をしなければならない、トッププレイヤーにしかできないチャレンジが始まった。
誰もが初めて目にした「森羅万象の特異点 超絶」は、反射封じ、ダメージウォール、地雷、ブロック、アビリティロックと、新降臨クエストにふさわしい高難易度。さらにボスの摩利支天は重力バリアと二重の十字レーザーを使うなど、並みのプレイヤーならボスまで辿り着くのも不可能なレベルのクエスト。
ところがM4はさすがトッププレイヤーだけあって、1ドットもズレない縦カンを何度も決めてみせるなど、この超絶難易度にもしっかり対応。タイガー桜井氏が中心となって的確な指示を出し、危険なシーンも見事に切り抜けて、なんと初見でのクリアをきっちり決めてみせた。
さらに、ドロップもバッチリ入手し、摩利支天ゲットに成功。これぞM4、という見事なプレイを見せつけた。
▲初見で見事クリアし、ハイタッチするM4。会場もコメント弾幕も多いに沸いた。
トッププレイヤーの妙技を見事にプレゼンテーションした『モンスト』挑戦ステージは、ファンの心をさらに強くつかむ見事な結果に終わった。
ちなみに会場内でも、M4に先駆けてクエストをクリアし、摩利支天を手にしている猛者もいたことを付け加えておこう。ステージ下の観客も、実はトッププレイヤーだったりするところが、ニコニコイベントの面白いところだ。
ニコニコ動画でも人気コンテンツの『モンスト』、さらに人気は続きそうだ。
▲会場ではモンスト紙袋のほか、グッズもプレゼント。