クルーズ、2016年3月期決算短信を発表

　クルーズが2016年5月12日に平成28年3月期の決算短信を発表。
　平成27年4月1日～平成28年3月31日の売上高は277億8700万円（前期比33.3％増）、営業利益は24億8000万円（同4.5％増）、経常利益は24億7500万円（同2.1%増）、親会社株主に帰属する当期純利益 15億2800万円（同11.7％増）となった。

　インターネットコンテンツ事業については、AppStore、GooglePlay向けのネイティブゲームによる業績貢献がスタート。平成27年1月に配信開始した『エレメンタルストーリー』、同年4月『NARUTO-ナルト-忍コレクション疾風乱舞』、同年10月『ファイナルファンタジーグランドマスターズ』が立て続けにセールスランキング上位にランクインした。今後もユーザー満足度を高める運営に注力し、セールスランキング高位安定を目指す。
　次にブラウザゲームについては、ひとつのゲームを複数のプラットフォームで遊ぶことができるマルチプラットフォーム展開や、PC向けブラウザゲームにも注力することでブラウザゲームによる売上は当第2四半期以降復調傾向にある。さらに、新規事業として他社のネイティブ・ブラウザゲームの運営受託や運営権の買い取りを行うセカンダリ事業に参入した。
　インターネットコマース事業においては、平成24年7月にサービスを開始したファストファッション通販「SHOPLIST.combyCROOZ」（以下、SHOPLIST）が好調に推移しており、通期の売上高は前連結会計年度の約100億円から、当連結会計年度の145億円超へと拡大した。今後においても、継続的な大規模プロモーションや、知名度の高い国内外ファストファッションブランドの出店、物流強化による配送時間短縮など、引き続きユーザー及び事業規模拡大、サービス向上に注力する。さらに、SHOPLISTの資産を活かした新規事業にも積極的に挑戦し、第二、第三のSHOPLISTを作っていく。