【レビュー】『アイドルマスター シンデレラガールズ』でアイドルたちのシンデレラストーリーを紡げ!

◆TVアニメも放送中! 会員数460万人突破の大人気作!

 2005年のアーケードゲームから始まり、現在もゲームやアニメで人気を博している『アイドルマスター』シリーズ。そのシリーズの中でも、初のモバイル向け作品として2011年に登場し、装いも新たにスマートフォン向け作品として登場したのが『アイドルマスター シンデレラガールズ』だ。ゲームの登場から3周年を迎えてもその人気は衰えず、ついに1月からはTVアニメもスタートした本作品。その魅力を改めてレビューする。


 ゲームシステムの基本は、プロデューサーとなってアイドルたちのカードを集め、「レッスン」や「特訓」で育成し、クエストにあたる「お仕事」や、ほかのプレイヤーのアイドルたちと競い合う「LIVEバトル」を行なっていくというもの。お仕事中やガチャで入手していくアイドルは全部で190人以上。この登場アイドルの多さは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の大きな特徴のひとつで、ありとあらゆる属性のアイドルが揃っている。お気に入りのキャラクターも必ず見つかるはずだ。


▲本作品のガチャは、アイドル物らしく「オーディション」という形になっている。自分が導くことになるアイドルとの出会いの瞬間はドキドキだ。


 「お仕事」は原宿や神戸といった、全国各地のエリアを選んで行脚する形式で進む。ここでは、前述したとおりアイドルを獲得できるほか、経験値やゲーム内の通貨であるマネーも稼げる。アイドルを引き連れて各地を回るという状況には、どうしても「ドサ周り」という言葉が浮かんでくるが、これもアイドルたちをトップに導くためには不可欠な努力なのだ。


▲「お仕事」中の一場面。お仕事中には、自分が育成しているアイドルが賑やかに画面に登場してくれる。


 お仕事をこなし、レッスンなどでアイドルを育成したら、いよいよほかのプレイヤーたちと「LIVEバトル」を行なっていく。LIVEバトルでは、挑んだ側が攻め、挑まれた側が守りとなり、それぞれの攻めと守りのパラメータによって勝敗が決まるというルール。バトル中は、各アイドルに設定された特技も発動し、熱いステージバトルが繰り広げられる。


▲プロデュースしてきたアイドルたちの晴れの舞台となるLIVEバトル。


◆新たに追加された育成要素「ぷちデレラ」がかわいい!

 2014年10月には、ゲームに新たな育成要素が追加された。それが「ぷちデレラ」だ。これは、本編に登場するアイドルたちをデフォルメしたキャラクター「ぷちデレラ」を各種レッスンや、開放したマスによってキャラクターが成長する「テクニカルボード」で育成したり、「コーディネート」で着せ替えしたりするというもの。育てたぷちデレラは、LIVEバトル中にさまざまな能力を発動して応援してくれるほか、期間限定イベントにも登場し、プレイヤーをサポートしてくれる。


▲画像はぷちデレラ版の島村卯月ちゃん。デフォルメされてもかわいい!


◆さまざまな期間限定イベントでアイドルたちが輝く!

 期間限定で行なわれる特殊イベントも、『アイドルマスター シンデレラガールズ』に欠かせない要素だ。登場するアイドルたちとコミュニケーションを取り、親愛度を深める「アイドルプロデュース」や、所属するプロダクション(いわゆるギルドのようなもの)同士で競い合う「プロダクションマッチフェスティバル」など、イベントの種類は多種多様。イベント中は、アイドルたちが普段のゲーム中には見られない特別な姿を披露してくれる点も見逃せない。


▲イベント開始前や終了後には、登場アイドルたちの日常に触れられる会話シーンが挿入されることもある。



▲イベントには、普段のゲームとは違う特殊なルールで進むものが多いので、新鮮な気持ちで遊べる。


 アイドルというモチーフをスマートフォンゲームにしっかりと内包している『アイドルマスター シンデレラガールズ』。それでいて、イベントや新コンテンツを追加し続け、さまざまな面白さを提供しているのは流石のひと言。ものすごくデキのいいアニメで興味を持った人は、ぜひこのゲーム版にもじっくり触れてみてほしい。
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