◆異性に絶望した人物がはじめたトンデモナイ復讐劇!
異性とデートを重ね、親密になって惚れさせて、やがて告白へと導く――こう書くと「なんだよくある恋愛ゲームじゃないか」と思う人も多いことだろう。
しかし、このゲームの闇は深い……。というのも惚れさせた異性に告白させておきながら“確実にフる”のだ。それも単にフるだけではなく、こっぴどくフる! そんな前代未聞の恋愛ゲームが『恋愛男女ん』なのである。
▲デートシーンは会話形式で進行。告白されるまでは異性の好感度を上げるために手を尽くすのだ。
▲デート相手からの告白シーン。そのとき主人公は突如、豹変する……。
◆デートは恋愛の主戦場! 相手の性格を見極めて最適解を導きだせ!!
まずは告白してもらうため、デートを繰り返して好感度をアップさせることからスタート。相手を選んでデート(クエスト)に出発しよう。デートでは異性との会話のキャッチボールを楽しむことになる。相手の問いかけに対して、どんな回答を選ぶかが好感度上昇のポイントだ。ピンク色のハートが出現すれば大きく好感度が上昇し、ドクロマークが出るとデート中の“残機”ともいえるライフが減少する。このライフが0になるとクエスト失敗となるので注意しよう。
相手がどんな答えを望んでいるかを推理するのがデートの面白い部分だ。同じ相手と何度もデートを繰り返すと、なんとなく傾向が見えてくるはず!
▲デートプランはガチャで入手。レア度の高いデートプランほど異性の好感度を上げやすくなる。また同じデートプランが複数手に入ると、そのデートプランは強化される。
▲デート中の会話選択が好感度アップに大きく影響。相手の趣味や性格、好みを加味して望んでいる“正解”を選ぼう。
▲デート相手の機嫌を損ねる選択肢を選ぶと残機が1つ減少。残機が全部なくなるとデート(クエスト)失敗となる。
◆訪れる運命の告白シーン(ただし結果はわかっています)
デート(クエスト)を重ねていくと、相手はさらに仲を深めようと告白する日がやってくる。それに対する主人公の反応は「フる」一択……。ある意味すがすがしくなるほどのブレない人物だ。ちなみにプレイヤーの視点からすると、デートを通じてそれなりに思い入れのある相手だけに心がチクチク痛むことも……。だが、ここは心を鬼にして結末を受け止めなくてはならない!
告白イベントが終わると、異性との一連のクエストはクリア。クリア後に新たな異性が次なるターゲットとして追加されることもある。
▲こんな健気なことをいってくる異性に対して……。
▲主人公の回答の選択肢がこちら。こいつはまさに外道そのもの!
◆あまたの異性を恋に陥らせるには、自分磨きは必要不可欠!
自身が魅力的でなければ、告白に誘うことは難しい。己を磨くことは、本作の重要な攻略ポイントとなる。主人公には「話力」と「魅力」というステータスが存在し、「話力」はデート中にアップする好感度、「魅力」はデート中の“残機”であるライフに影響を及ぼす。どちらもトレーニングで鍛えることができるので、デートの合間にこまめに鍛錬しておこう。
またマイルームで「容姿をチェンジ」を選べば、クエストクリアで得られる「モテP」を使って容姿を変えることができる。容姿の種類によって「話力」と「魅力」のステータスが変動するので、なるべくステータスが高くなる容姿を選ぼう。
▲自分磨きのトレーニングはとくに制限もなく、何度でも実行可能。ステータスを強化すれば女の子の攻略もかなりラクになるのでドンドン鍛えていこう。
▲クエストクリアで得られる「モテP」を消費して容姿をチェンジ。必要モテPが高い容姿は、上昇するステータス量もバツグンに多い!
◆ブッ飛んだ設定とちょっとリアルな異性とのトークがクセになる異色作!
ゲーム自体、テンポ良くサクサク進むので、肩肘張らずライトに遊びたいプレイヤーに向いている。脱力系のイラストのタッチや軽快なサウンドが、ちょっぴりダークなゲーム内容を重く感じさせない点もいい。やりこんでいくと少しずつ主人公に惹かれていく異性のちょっとした会話の変化などを感じることができ、ひとつの恋物語としても十分楽しめてしまう。
さらにデート中の会話内容がやけにリアルで「こういう子いるなぁ」と率直に共感できる場面も多々ある。リアルではあまり接点がない異性のタイプとの会話が楽しめるという面でも、貴重なシミュレーションゲームなのかも!
▲ゲーム中の主人公と異性の会話シーンはリアリティがあり、巧妙な受け答えには思わず参考にしたくなるところもあったりして……。デート後はきちんとアフターフォローのメッセージをいれる主人公のマメさに乾杯!