【レポート】「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」追加キャスト&声優陣発表! 完成発表会レポート!

光のお父さん

『ファイナルファンタジー(以下、FF)』シリーズを題材にした初の実写ドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の完成発表記者会見が2月23日(木)にスクエアエニックスで開催された。追加キャストやオープニングテーマ、エンディングテーマなどが発表されたほか、オンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV(以下、FF14)』の舞台であるエオルゼアを会場にした史上初のゲーム内記者会見を開催。ついに全貌がみえてきた。

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▲発表会の冒頭では、「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」のオジナルトレーラー(完成発表会バージョン)が流された。

「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」は、オンラインゲームやホビーを扱った人気ブログ「一撃確殺SS日記」の記事「光のお父さん計画」の実話を元にしたドラマ。『FF14』を通じて変化する親子関係が話題を呼び、多くの読者の支持を集めた。

 現実世界を舞台にした実写パートとゲーム内を舞台にしたエオルゼアパートを行き来しながら展開するストーリーは、これまでにみたことのない新時代のドラマとなる。

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▲リアルパートを担当した野口照夫監督は「精巧に作られた『FF14』とそのプレイヤーたちが持つ熱量を失わないように映像化することに注力した」とアピール。
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▲エオルゼアパートを担当した山本清史監督。「端からみると、ただゲームをしているようにみえるので、妻からは“何遊んでるんだよ”という感じでした」と会場の笑いを誘った。

 本ドラマは、主人公稲葉光生(いなばあきお)を演じる千葉雄大さんをはじめ、大杉漣さん、馬場ふみかさんらの出演発表ニュースがSNSを中心に話題となったが、今回の会見でも豪華な追加キャストを発表。主人公の母親役の石野真子さん、主人公の頼れる先輩役の袴田吉彦さんと安定感のある実力派俳優が続々。まさに最強の布陣となった。

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▲「アットホームな撮影現場でしたが、完成したドラマをみてスケールの大きい作品になってて驚いた」と千葉さん。
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▲馬場さんは「ドラマとゲームが一緒にテレビでみられるので、視聴者の方にも楽しんでいただけると思います」とアピール。
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▲お父さん役を務めた大杉漣さんからはムービーメッセージが届き「ゲームで心がつながる、家族の絆を再結成していく、心に届くドラマです。ひとりでも多くの人にみていただければと思います。」

 また、本ドラマのエオルゼアパートで登場するキャラクターの声を演じる声優陣も発表。主人公キャラクターのマイディー役の南条愛乃さんをはじめ、マイディーの秘書的存在あるちゃん役に寿美菜子さん、独特の不思議キャラで原作でも人気が高いキリン役に悠木碧さんなど、こちらも俳優陣に負けない豪華さ。

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▲マイディー役の南条さん。女性キャラクターを使う男性ということをオープンにしている主人公光生に注目。女性らしい言葉使いではなく、自らを「ボク」というなど中性的な演技を心掛けたという。

 驚かされたのはキャスト陣だけではない。本ドラマの主題歌にはGLAYの新曲「the other end of the globe」に決定。会場ではオープニングの動画とともに披露され、メンバーであるTERUさんは「台本を読んで、中学生時代に父親との距離感に悩んだ時期を思い出し、本ドラマで表現されている父と息子の関係性に強く共感しました。「the other end of the globe」では、その父と息子とゲームをテーマに、地球の裏側に思いを馳せ、焦らずゆっくりと人生の旅をするという内容になっています」とメッセージを寄せた。

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▲オープニングの1シーン。オープニングでもリアルパートとエオルゼアパートの自然な行き来がみられた。

 エンディングテーマは中高生を中心に絶大な人気を誇るSILENT SIREN(サイレントサイレン)が担当。「メンバー4人全員でブログや台本を読み込んで感動し、少しでもストーリーとリンクして聴いた人のイメージを膨らませられるような曲にしたいと思いました。」と新曲「AKANE」をかき下ろした。

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▲サイサイの愛称でも知られるSILENT SIRENのメンバーも駆けつけた。ドラマストーリーとリンクして思い出に残る曲を目指して作ったという「AKANE」に期待!
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▲「プレイヤーが増えていますが、まだまだ日本ではオンラインゲームプレイヤーの人口は少ないと思っています。ゲーム世界で出会ったプレイヤーが結婚することも珍しくなくなってきているので、そういったオンラインゲームの可能性をこのドラマで知っていただき、『FF14』がそのきっかけになれば嬉しく思います。」と吉田プロデューサー。

 このあと、会場のスクリーンにゲーム世界であるエオルゼアが映し出され、原作者マイディーさんと脚本担当の吹原幸太さんが加わり、第2部のエオルゼア記者会見がスタート。
 スクリーンの記者会見場に“ザッザッ……”と足音を立てながら姿をあらわしたマイディーさんの入場シーンのなんともいえないシュールな雰囲気に、会場の記者からも笑い声がこぼれる。マイディーさんのあと、吉田プロデューサーと吹原さんのキャラクターも入場し、会見が始まった。

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▲エオルゼアの記者会見会場。史上初のゲーム内記者会見はそのシュールさに心がほっこりするイベントだった。

 吉田プロデューサーが「山本監督にエオルゼアパートの撮影協力を申し出たら断られた」というウラ話に対して、「エオルゼアで生活するプレイヤーとして撮影したかった」と山本監督が心境を明かす。これは、光のお父さんのエオルゼアパートは、ドラマをみたプレイヤーがその気になったとき同様の映像が撮影できるということだ。
 ただし、最後に山本監督から「ドラマの後半でツインタニアという敵を倒すのですが……死ぬかと思いました……」と、コメントがあったことをお忘れなく。

 もともと『FF14』のプレイヤーという脚本担当の吹原さんは、その経験も活きた自信が持てる脚本が書けたと力強く語った。そのこだわりは“タイタン(敵)のこの攻撃をギリギリでかわしてワザで倒す!”という、「ロードオブザリング」の脚本家のような細かいト書き(指示メモ)も書いていたそうだが、撮影された映像で確認すると本当に再現されていて感動した。と制作時のエピソードを語った。

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▲実写版「弱虫ペダル」や「天才バカボン」などの脚本も手掛けた吹原さん。

 マイディーさんは、会見の最後に完成したドラマの感想を聞かれると「自分の芝居のアラばかりみえて反省の連続でした。練習していけばまだまだ上達できると思います。みてるときよりも撮影しているときのほうが楽しかった」と、チャットで反省点をみせると、吉田プロデューサーから「マイディーさんはプレイヤーですから! そっちの方向なんですか?」とツッコまれていた。

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▲合同インタビューの開催場所はエオルゼア。ソファーに座りながらゆったりとインタビューするつもりが“ジャンプ!”といったシーンも。

 記者会見終了後は、有志のメディアによるマイディーさんへの合同インタビューがエオルゼア内で行われた。合同インタビューの会場には、マイディーさんだけでなく、秘書的存在のあるちゃんと、仲間のせとさんも参加。ドラマ化が決定したとき「お父さん」がマイディーさんよりも喜んでいたこと、撮影時の苦労話や全シーン手抜き無しの自信作だということなど、チャット操作に不慣れなメディア陣の質問にも丁寧に答えていたのが印象的だった。
 最後に、今後のゲーム内でやりたいことや目標をうかがうと、「あります! でもそれはいつだって初心者支援ですけどね。ドラマで興味を持ってくれた人がいろんなことに迷わないように、今後も考え方や付き合い方をブログでお伝えできればと思っております」としめた。
 4月から始まるドラマが楽しみなのはもちろん、マイディーさんたちの今後の活動も楽しみにしたい。

・関連リンク

「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」公式ウェブサイト
http://hikarinootosan.jp/

一撃確殺SS日記
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