◆“ネオ’80s”のカリフォルニアを30種類以上のマシンが駆ける!
スマートフォンなどで楽しめるレーシングゲームとして世界的な人気を誇り、多くのゲーム賞を獲得しているレーシングゲーム『アスファルト』シリーズ。このシリーズは続々と登場する実在の名車、美しい街並のグラフィック、そしてスマートフォン用に最適化されながらも実際に車を運転しているかのようなリアルな操作などで人気だが、今回紹介する『アスファルト:Overdrive』はシリーズ初のスピンオフ作品として大胆にゲームシステムを一新。ランゲームライクになっており、レーシングゲームファン以外も楽しめる作品となって登場した。
ゲームの舞台は「1980年代のカリフォルニア」……ではなく架空の「ネオ’80sスタイルで描かれたカリフォルニア」。そのため30種類以上の実在車種は、1980年代までのものが中心ながら現在のマシンも登場。それでもランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ308GTSといった名車が続々登場すると聞けば、血が騒いでしまう世代も多いはずだ。
それぞれのマシンは入手後にさまざまな改造が可能。速度や加速性能などのアップグレードだけでなく、ボディのカラーリングやナンバープレートの文字などもカスタマイズできる。さらに今後のアップデートでデカール(装飾用のシート)によるカスタムも可能になる予定。外見のカスタマイズはゲームクリアのために有利になるわけではないが、自分らしさをアピールできることは大きなポイントだ。
◆縦画面&スワイプ操作のレーシングゲーム!
レースゲームの主役たるマシンの操作方法が、従来の『アスファルト』シリーズと本作『アスファルト:Overdrive』のもっとも異なる点だ。それは基本画面からも明らか。従来のシリーズは横画面だったが本作品では縦画面。縦画面になったということは画面の奥行きが深いということ。『アスファルト:Overdrive』は、その画面奥にある障害物などを避けながら走り続けるアクション的なランゲームアレンジのレーシングゲームなのだ。
基本的にコースは3車線。コース上には障害物、ほかの車、そしてアイテムが存在し、プレイヤーは画面をスワイプしてマシン左右に動かして、走行路線を変更しながらゴールを目指す。もちろん『アスファルト』シリーズならではのニトロ要素も健在。ニトロを使って爆走しながら障害物を避けて走るのだ。
そしてゴールに到達すればクリアとなり、それぞれのミッションで次のステージが解放。ミッションには「エスケープ」、「スタントラン」、「ノックダウン」などがあり、ミッションごとに設定されたスターを一定数獲得するとボスにチャレンジできるように。逆に、たとえば「エスケープ」の場合は追いかけてくるパトカーに捕まるとミスとなる。ボスとの戦いにはスター獲得以外にも条件が設定されていて、マシン性能などが条件をクリアしていないと挑戦不可能。スター獲得でボス戦が解放されるまでその条件は不明なので、資金には余裕を残しておいたほうがいいだろう。
◆初心者でも手軽にシリーズの魅力を体験可能!
基本的にスワイプだけで操作できる『アスファルト:Overdrive』は、レーシングゲームや『アスファルト』シリーズ未体験の人にこそプレイしてほしいゲームだ。操作は簡単だがレーシングゲームならではのスピード感や爽快感は健在。マシンをコレクションし、好きなようにアップデート&カスタマイズする『アスファルト』シリーズならではの楽しさも味わえる。『アスファルト:Overdrive』で『アスファルト』シリーズの魅力、そしてレーシングゲームの楽しさを手軽に体験してみよう!