【Ingress情報局・TAPPLI支部】[上級エージェント編]レベル9への道・メダルの特徴を理解しよう第6回!

◆7月上旬の『Ingress』ニュース

★世界記録3429本のスーパーノヴァ

 エストニア基点で行なわれたスーパーノヴァ。リンク本数3429本というとてつもないものでした。

https://plus.google.com/108039147110626475200/posts/7MErMr8yLNp

★柏の葉FirstSaturday前夜祭のスーパーノヴァ

 国内でもFirstSaturday合わせでクロスファクション(陣営が共存していること)によるスーパーノヴァが作られました。2色のスーパーノヴァも美しいですね。

https://plus.google.com/u/0/110110764781090279469/posts/JQdfqwyBCs4

★Ingressケーキにフィールドアート

 ご婚約されたエージェントさんを祝福するという建前の元、フィールドアートを行なってきました。
 特注ケーキにはレジスタンスとIngressのマーク、そして意味深なメッセージ。
 スキャナーでみると小さい文字も、実際のサイズは1文字20メートルあまり。GPSが微妙にずれることもあり、フィールドアートを作る大変さを身に染みて感じてきました。

https://plus.google.com/+PATIMONVAT/posts/1TpnQ4r1d5D

★Ingress Night(イトナブナイト)@復興バー銀座店開催

 Persepolisで案内されていた非公式Ingress Nightが銀座の復興バーにて開催されましたので、行ってきました。

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▲入口の看板。19時前の時点で両陣営のエージェントであふれかえっていました。復興バー自体は8月まで開いています。

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▲19時を回るとこの混雑。このあとさらにエージェントが増えて店内からあふれてしまい、外のテーブルも使うくらいの繁盛でした。

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▲Persepolisのメダルか、石巻Missionのメダルを持っているエージェント先着50名で、石巻で販売されたIngress印の笹かまがふるまわれました。大変おいしかったです。その他、石巻や東北にちなんだメニューがあり、エージェント同士の思い出話などに花を咲かせました。

★バージョン1.81.0登場

 7月14日、iOS版が1.81.0にアップデートされました。アップデート履歴によるといつものように「bug fixes.」となっていますが、写真のように、COMMにて通知が発生するとオレンジ色のアイコンが表示されるようになったようです。

comm
▲COMM欄の横に人型のアイコンが出るようになりました。「自爆ボタン」と言われていたiOS版COMMも今は昔、最近は固まる確率がかなり減りましたし!

◆暑くなる季節、Ingress活動で注意したいこと

 これから夏が本格化してくるにあたって、さまざまなことが起こります。そのあたりの注意点を含めてご紹介します。

★こまめに水分を取りましょう。塩分も忘れずに

 汗をかくと、水分ばかりではなく塩分も出ていきます。こまめに水分補給、ミネラル補給を行ないましょう。「あれ、ちょっとおかしいぞ?」と思ったときにはもう危険です。熱中症対策は必須です。直射日光を避けるために帽子なども使いましょう。

★虫刺され対策も!

 ポータルが多いのは公園や史跡です。そういう場所には当然多数の蚊などの虫がいます。虫刺されを防止することが必要です。可能なら長袖、長ズボンの着用し、虫よけもきちんと使いましょう。

◆高難易度メダルについて・その2

★知らない世界への旅「Pioneer」

Pioneer

 Pioneerは実績「Unique Portals Captured(UPC)」に対応するメダルです。Explorerと似ている実績のため、エージェントが起こすアクションはほぼ同様になります。

[上級エージェント編]2月前半のIngress情報! レベル9への道・メダルの特徴を理解しよう!(2)~「Explorer」は一石二鳥な実績
http://otakuindustry.biz/archives/1270&cid=22

 大きな違いとして、ExplorerがHackでもよい(Unique Portals Visited)のに対して、Pioneerは初めて訪れた中立ポータルにレゾネーターを設置(デプロイ)して自分がオーナーになる必要があります。そのためどうしても敵陣営ポータルを攻撃、中立化し、そこへレゾネーターを設置することになります。大きなターミナルや観光地なら陣営の移り変わりも激しいため、それほどXMPバースターを使わずにデプロイできるかと思いますが、相手陣営が強いエリアではなかなかそうもいきません。

★行軍FFに参加して合わせてUPCをゲットする

 XMPバースターを大量に用意して敵陣営の強いエリアへ殴り込むのもよいのですが、そういうエリアは必然的にシールドで固められていて、かなり大変な思いをすることになります。効率よく回りたいときは数名一緒になっての行軍FFがおすすめです。

 行軍FFの良い点は前回の記事にもありますが、XMPバースターの補給を効率よく行ないながら実施できる点です。また人数がいるために総合的な火力が上がるため、たとえAXAシールドが4つ入っていてもそれほど苦労せずに奪取可能です。さらに行軍FFなら、ひとりあたりのXMPバースターの消費が抑えられます。UPCを取る順番は決めておくか、争奪戦にするかはその時々で調整すればよいかと思います。わーわーきゃーきゃー言いながら取りに行くのはなかなか楽しいです。
 行軍FFの意味と参加方法については前回の記事を参考にしてください。

★ガンガンMODを入れまくる「Engineer」

Engineer

 Engineerは実績「Mods Deployed」に対応するメダルです。
 MODはレゾネーターやXMPバースターに比べると出現率が低いので、多くのポータルを回ってグリフハックをして機会を増やし、手に入れていく必要があります。またひとつのポータルに対して設置できるMODはひとりでふたつまでですから、ゴールドの条件である5000個のMODを入れるには2500個のポータルに対してMODを入れる必要があります。
 ここでエリアによるMODの入れ方を考えます。

・自陣営エリアでのMOD構成

 味方がポータルシールドを入れている場合、ポータルシールドをメインにフォースアンプ、ターレットを入れます。防御を高める方向でのMOD構成になりますので周りのポータルのMOD構成をみて構成を考えます。自分がすぐに出歩くエリアで補給に使いたいのであればヒートシンク、マルチハックも考えてみましょう。

・敵陣営エリアでのMOD構成

 敵陣営が強いエリアはすぐにポータルを壊されてしまうことが前提となるため、壊される前提で、普段使わないMODを入れるのがよいです。リンクアンプ、ヒートシンク、マルチハックなど、余っているようなMODで構わないです。ヒートシンクやマルチハックは普段出番があまりないMODですので、こういう機会に使って構わないかと思います。
 せっかくなので、ヒートシンクやマルチハックをインストールしたら、ポータルキーも集めてリンクやコントロールフィールドも構築して、ほかの実績も一緒に稼いでしまうとさらに良いと思います。

・激しい奪い合いが行われる巨大ターミナルや観光地でのMOD構成

 敵陣営と同じく普段使わないMODでいいと思います。
 せっかくの観光地ですから、ネタを仕込んでスクリーンショットを撮るのも一興です。過去に私がネタとして行なったことがあるのは、秋葉原のAKBカフェにリンクアンプを入れて「世界へ届け!AKB」みたいに仕込んだスクリーンショットを撮ってみたり、温泉にヒートシンクを入れて冷却!とかやってみたりとかです。もっとも何れもひとりでの遊びの範疇ではありますが、他のエージェントと話をするときのお笑いネタになりますので一度くらいはいろいろ考えてみても面白いかと思います。

★多重CFや巨大CFで短時間で狙うか、こつこつ積み重ねるか「Illuminator」

Illuminator

 Illuminatorは実績「Mind Units Captured」に対応するメダルです。CFで囲んだ範囲にあるMind Unit(MU)値の総合計ですが、この値を効率よく稼ぎ出す方法は主に2つになります。

・巨大CFで一発狙い

 MU値はその地域の人口にほぼ比例している値が設定されています。東京の新宿で得られるMUと北海道の道央の草原で得られるMUでは全然違い、東京の方が圧倒的にMUが多く獲得できます。巨大CFはひとりではなかなか大変な作業となるので、難しいことも多いのですが、深夜であれば何とかなるかもしれません。うまく多人数で協力すれば都市部でも作成可能です。

ひとりで横須賀を沈めたエージェント
https://plus.google.com/116047998570611740167/posts/RuUkQGtEn74

多人数で市川市を沈めたエージェント
https://plus.google.com/+SaitoMichinko/posts/6JhD3isjLQs

 こちらの市川市のものは土日の二日間とも実施されて、起点の3か所中2か所は夜間は入れないところにうまく作られており、検討段階から入念な計画があったことがわかります。いずれもほぼ一発でGoldクラスのCFを構築しています。
 このとき、多重CFも同時に行なわれています。このあたりの考え方は「Ingress入門・12:応用編」にて解説されているものとまったく同じです。

【Ingress情報局・TAPPLI支部】今日から始めるIngress入門・12:応用編! 3人で一緒にCF&MU稼ぎにチャレンジ!!
http://tappli.org/column-detail.php?id=450&cid=22

ヨーロッパが沈んだ巨大CF(注意:英語です)
https://plus.google.com/109943565474771788792/posts/b8Z7igmnPpT

 こちらは55億MUとスケールが違いすぎますが、多人数オペレーションでこんなこともできるという見本かなと思います。

 巨大CFは移動する手段が必要なため、ひとりでは大変な部分もありますが、それゆえに達成時の満足感はなかなかのものです。一度はチャレンジしてほしいと思います。

・多重CFで稼ぎ出す

 巨大CFが一発で大量のMUを得るものであるなら、多重CFは同じ場所で効率よくCFを得るものです。作り方は「Ingress入門・12:応用編」にあるたけのこ型CFがおすすめです。
 準備は底辺となる2か所のポータルキーをどれだけ集めるかと、いつ実行するかを決めることです。実行当日にポータルキーを集めるのは時間がかかりますので、場所が決まったら時間をとって集めておきましょう。集めたあとはいつ実行するかのタイミングだけを計ります。こちらもおすすめは深夜から早朝の人の活動があまりない時間帯です。

 大規模CFも多重CFもその場の思い付きではなかなかうまくいきません。Intel Mapを使って計画し、ポータルキーを事前に準備して、一気に実行へと持っていきましょう。