◆栄枯盛衰、弱肉強食のこの世界で、キミは勝ち残れるか?
全世界で400万ダウンロードを突破した『クラッシュ オブ キングス』。このゲームは、資源を集めて軍備を増強し、他プレイヤーとの抗争に明け暮れ、帝国の頂点を目指すという、至ってシンプルなウォー・ゲームだ。
日本語版サービスが昨年の12月から始まったばかりだけあって、ゲーム内はまだまだスタートダッシュの手探り感あふれるアツい攻防が繰り広げられている。対人戦が好きユーザーにとって、まさに旬の時期と言えそうだ。
さっそく、ゲーム開始から同盟加入&他勢力との戦闘までの流れを紹介していこう。
▲舞台となるのは中世ヨーロッパ風の世界。自分の城の位置は、広大な帝国のどこかにランダムで配置される。拠点レベルが「6」になるか、何らかの軍事的行動を起こすまでは、自分の城はシステム的に保護されるので初心者でも安心。
▲名前や見た目はゲーム開始後に変更可能。オッサンだけでなく、美女にもなれる!
◆ひたすら開発! 地味? いや“嵐の前の静けさ”ってやつです!!
基本的なゲームの流れは「食糧」と「木材」という資源を使い、施設の開発や戦力の増強を行う。戦力が整ったら他プレイヤーの城を攻撃したり、自分の城を防衛したり……と、ゲームの流れは非常にシンプル。この手のウォー・ゲームの経験がある人はもちろん、ビギナーの方でもすぐに馴染めるはずだ。
基本的なゲームの流れを掴んだところでワールドチャットに目をやると、英語、フランス語、ロシア語、アラビア語といった、さまざまな言語が飛び交っていた。全世界同時対戦というのは伊達じゃないようだ。そんなチャットを眺めながらチュートリアルにしたがって自国を強化していく。序盤は施設のレベルが低いせいか、建設にかかる時間は短いのでサクサクと強化できるのが小気味良い。一見地味な作業に思えるが、ジワジワ強くなる過程が感じられるこの時間はストラテジーモノならではの楽しいひとときだ。
▲序盤はチュートリアルに従い、必要なものをどんどん作ろう。チュートリアル終了後も、画面左下に「ヒント」に目標が表示されるので、慣れるまではその通りに建設していけば大丈夫。
▲ワールドチャットには翻訳機能がついている。ほぼどの外国語でも“言いたいことはわかる”ことが多いので見ているだけでも楽しい。
◆「長いものには巻かれろ」 処世術こそ過酷な世界を生き延びる唯一の手段!
初心者保護が有効な「拠点レベル5」までは、サクッと完了できる。本番前の下準備としてはお手軽な部類といえるだろう。初心者保護が有効なうちはこれ以上発展させることができないので、いよいよ世界戦デビュー! ……といきたいところだが、ちょっと待ってほしい。この過酷な世界をたったひとりで生き抜くのに不安を感じる方も多いはず。そんなプレイヤーは“同盟”に加わることで、協力してくれる仲間をつくることをおすすめする。
また「拠点レベル5」までなら、拠点の場所を2回だけ無料で自由に移動することが可能。もし自分の城の周辺に強敵がいたなら、安全そうな場所に移動するか、同盟に加わった後で同盟員たちが集まる地域に移動してみよう。
「拠点レベル5」以降の施設の建設時間はどんどん長くなる。時間を短縮できるアイテムを使うのも、手っ取り早く富国強兵するための手段となる。基本的には有料アイテムだが、城外にいるモンスターを倒して入手したり、コイン鉱山という有料アイテム購入用のコインを発掘できる場所があったりするので、気軽に遊びたい人には嬉しいポイントだ。
▲同盟へはボタンひとつで加入できる。あまりにもお手軽カンタンに同盟に加わることができて逆に不安になるほど。
▲兵種は「歩兵」「弓兵」「騎兵」「攻城兵器」の4つ。さらに各兵種ごとに強さの異なる10種のユニットに分かれている。強いユニットの入手には高レベルの拠点&施設が必要。
▲プレイヤーキャラも「戦闘」「発展」「補助」などのスキルを覚えることで個性を出していける。
◆敵の大軍勢が同盟軍を急襲!? 俺たちの戦いはこれからだ!!
同盟に加入すると情報共有はもちろんのこと、同盟員にヘルプしてもらうことで建設時間を短縮できたり、同盟ポイントで有料アイテムと同等品を購入できたりと、お得な恩恵が受けられる。また、援軍や資源の融通なども可能なので、共闘感、連帯感といったものが少しずつ育まれるのも面白い点だ。
ちなみに筆者は同盟内で和気あいあいとやっていたら、とつぜん敵の大軍勢が襲来。あわてて自軍のほぼすべてを襲撃さらた同盟軍の城へ向けて進発させた。だが、奮戦むなしくこちらの援軍は全滅! その動揺も束の間、今度は筆者の城へ敵の別働隊がやってきて大パニックに……。
突然始まった緒戦はそのまま敗北となったが、リアルタイムならではのスリリングな戦いは見ているだけでアツくなり、とても楽しいものだった。仲間たちと協力しあって勝利できれば、極上の達成感が得られるに違いない。
誰かと協力して遊べる、旬なストラテジーモノをお探しの方に本作は最適なタイトルといえるだろう。それに全世界のプレイヤーが同時にプレイしているので、思わぬ国際交流のきっかけにもなるかも!
▲次々に炎上する同盟軍の城。リアルタイムで進行する攻防は、思わず手に汗握る展開に!
▲これが筆者の防衛戦の記録。負けると蓄えていた資源が略奪されてしまう……悔しいっ。