◆7月中旬の『Ingress』ニュース
★クライアントバージョン、1.81.1、Android Wearに対応!
iOS版が7月16日、android版が7月15日にアップデートされました。iOS版は「bug fixes.」とのことで、外観からわかる違いはほとんどありませんでしたが、android版はなんとついにAndroid Wearに対応しました!
Android Wearとはあまりなじみがないですが、判りやすくいうとスマートウオッチ。Apple WatchのAndroid版です。おもに腕時計型のAndroidです。そう、腕時計で『Ingress』ができちゃうのです!
……いまのところ、ハックだけみたいなんですが!
★Android Wear版『Ingress』でできること
Niantic Labsの公式動画をはじめ、早速世界中のプレイヤーがYoutubeに体験動画をアップしてくれています。そこからわかることは……。
・Hackができる
スマートフォン版同様、ポータルがスキャナーの範囲内に入ると、中央に「Hack」ボタンが現れ、Hack可能です。ただしグリフハックはできない模様。スマートフォン版との大きな違いは、Hackしたのち、前回のHackから経過した時間が表示されることです。これだけでちょっと欲しいかも!
・ポータル通知
さらに、ポータルが範囲内に入ったときに、スマートウオッチ本体が震えて通知してくれるようです。スマートフォン版では音声でのガイダンスが流れますが、震えてくれる方がより便利でしょう。いっぱいポータルがあるところではどうなってしまうんでしょう……。
・方向表示と近隣ポータル表示
マップこそ表示されませんが、現在向いている方向と、自分を中心に近隣のポータルの位置をドットで示してくれます。慣れればHackのみならこれだけで行けてしまいそう。
最寄りのポータルは画面の背景画像として表示されるようです。複数の候補がある場合は上下スワイプで選択可能とのこと。
▲公式動画の3:15あたりからちょっとだけ紹介されている。
▲国内のエージェントもすでに入手して、それぞれ動画をアップしている。
★Android Wearをゲットしたい!
東京の店頭でもあまり見かけないAndroid Wearですが、Googleストアで普通に販売されています。
https://www.android.com/intl/ja_jp/wear/
LG Watch Urbane 44900円~
ASUS ZenWatch 29800円~
SONY SmartWatch3 約23780円(参考価格)
LG G Watch R 36612円(auショップのみ)
※以上、7月17日現在、編集部調べ。
amazon.co.jpでも、「android wear」で検索すればいろいろ出てきますね。ただ、すべての機種がスマートウオッチ版『Ingress』に対応しているかどうかは不明です。あわてて安いヤツを買って失敗しないよう、ご注意ください。
▲amazon.co.jpにおけるスマートウオッチ売り場。ただの運動量計も混ざってるのでよく見ること。
◆FS=First Saturdayは毎月第一土曜に開催される交流イベント!
『Ingress』関連の情報を見ていると、たまに「FS」という言葉を見かけます。これはFirst Saturday(以下FS)、「第一土曜日」の略で、2014年9月ごろからIngressが公式に立ち上げたユーザー主導イベントです。
ハッシュタグ#IngressFSでGoogle+を検索すると、世界中のレポートが掲載されています。
★どういうイベントか?
だいたい3部構成で、午前中に始まり、夕方前には終了するようです。一般的なタイムテーブルは
10:00 ミーティング(交流会)
12:00 ブートキャンプ(AP稼ぎ大会)
14:00 集計、結果発表
……のように、2時間ずつ確保されているイメージでしょうか。まずは会場で受付、現在のAPを登録します。これは後述のブートキャンプが「どれだけみんなでAPを稼いだか」というイベントになるためです。その後主催者からの挨拶や説明、チーム分けなどを行ないます。新人エージェントでも、高レベルエージェントがついてくれて、いろいろアドバイスをもらえるので、勇気を出して参加してみましょう。
ブートキャンプはAPの獲得が目的ですが、単にAPをわんこで稼げばいいというものではなく、最近は歩いた距離(Distance Walked Gain)も評価対象になりました。このため、各地で工夫を凝らして両陣営で大きくぐるぐる回ったり、巨大な多重CFを作ったりして、APと移動距離を稼いでいるようです。
ブートキャンプ中はこれまでモヤモヤしながらプレイしていた点を先輩エージェントに聞くチャンス! ネットで聞くと「ググれ」と言われそうなことも、逆に対面のほうが聞きやすいこともあるでしょう。
2時間のブートキャンプが終わったら、スタート地点に戻って集計です(正式には結果報告の集計時間コミで2時間だそうです)。
その後は当日の表彰式などを経て、解散となります。場所によっては2次会なども開催されるようですので、さらなる交流を。
★Ingress FS Japanに情報があります
ではこのFS、いったいどこで開催されているのか。基本はほかの情報と同じく、Google+で情報が出回ります。日本のFSを取りまとめているIngress FS Japanのページに、これまでの結果や、次回の開催地などの情報がまとまっているようです。
Ingress FS Japan
https://plus.google.com/108367861922136930878/posts
一応、Niantic Labs公式のイベントページも存在はするのですが、ここは掲載が本当に直前になってしまうようですし、細かい情報も掲載されておりません。リザルトを見るのにはよさそうです。通常は上記のIngress FS Japanのページを利用しましょう。
Ingress FS Japanのページから、開催地情報を見てみましょう。
7月18日現在、次回は8月1日で、青森、岩手、東京が2か所で秋葉原と立川と書かれています。参加するにはここから参加したいFSのリンクをたどり、「参加しますか?」に回答すればいいようです。
基本的にユーザー主導イベントなので、あとは専用ページをチェックしていればガイドが流れると思います。
この連載の上級編を担当しているVAT氏(東京東部のFSの運営に参加経験あり)に心構えを聞いてみたところ、「人見知りはしない」「露骨に敵エージェントに敵対はしないでね」「動きやすい服で」「名刺とかあると便利」、と言っておりました。
日々、ひとりでプレイしていて行き詰っている人で、他人と遊ぶことに抵抗がない人はぜひ行ってみてください!