【TGS2015】『ソードアート・オンライン』東京ゲームショウで語られた野望はハリウッド!? VR!? 開発陣トークステージにキリトも登場!

  9月17日に幕を上げた東京ゲームショウ2015。バンダイナムコエンターテインメントブースでは『ソードアート・オンライン』シリーズのプロデューサーらによるステージトークイベントが行われた。

ソードアート・オンライン
▲バンダイナムコエンターテインメントのブース

  『ソードアート・オンライン』は小説、漫画、アニメ、ゲームと幅広くメディア・ミックスされている人気シリーズ。スマートフォンで配信中のRPG『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』は累計500万ダウンロードを突破した人気作だ。

  ステージにはゲームシリーズプロデューサーの二見氏、原作小説の作者・川原氏、KADOKAWA『電撃文庫』編集長の三木氏、アニプレックスプロデューサーの柏田氏が登壇。

  二見氏は「これはぼくの個人的な思いですが、いつかVR、MMOにしたい!」、三木氏は「原作は最後までやりきりたい。できたらハリウッド展開もしたい!」、柏田氏は「南極の人にも見てもらう!」と、三人とも半分冗談、半分本気の様子で夢を語っていた。

  そして正式な告知として発表されたのは新作PS4ソフト『ソードアート・オンライン ゲームディレクターズ・エディション』の発売。日本で11月19日から発売するほか、アジア、US、EU向けも決定。

  PS3、PS Vitaの『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』も17日にアップデートされ、黒雪姫がプレイアブルキャラクターとして使用可能になることも発表された。

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▲『ソードアート・オンライン ゲームディレクターズ・エディション』告知
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▲『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』告知

  また、スマートフォン用ゲーム『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』に関しては東京ゲームショウのニコニコ生放送が決定。ゲストは声優の「M.A.O」氏。大型アップデート情報や限定イベントの結果発表など盛りだくさんの内容で、バンダイナムコエンターテインメントの東京ゲームショウ特設サイトから、9月20日(日)11:55より放送予定だ。

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▲『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』告知

  そして最後に告知されたのが『ソードアート・オンライン IV』の制作決定。詳しくは10月4日(日)13:00からの「電撃文庫 秋の祭典」ゲームSAOステージにて発表するという。

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▲『ソードアート・オンライン IV』告知
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▲主人公のキリトも登場。作中の名ゼリフ「死んでもいいゲームなんて、ヌルすぎるぜ」を登壇者らが言うとそれに合わせて一生懸命キメポーズを見せ、会場はなごやかな笑いに包まれた。

  ■積極的なメディアミックス、好調の海外展開に夢が広がる!

  同シリーズはPS Vita、PS3、スマートフォンなど様々なプラットフォームでゲーム化。幅広いユーザーへのアプローチをおこない、『ソードアート・オンライン』内におけるゲーム体験を提供しているという。

  2作目の『ホロウ・フラグメント』からは海外にも展開。アジア、北米地域、欧州地域などにPlayStation(TM) Networkにて配信をしている。

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▲ゲームの販売本数は、日本も世界も1:1くらい。「バランスがいい」と二見氏。
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▲海外版ゲーム作品の国別販売割合。特にUSで人気が高いことがわかる。

  原作小説はアジアや欧米など全14カ国で展開、全地域発行部数は600万部。今後もベトナム、メキシコ(コミック)などで翻訳本を展開予定だという。

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▲翻訳された原作のカバー。

  アニメもアジア、EU、US、中南米など全世界に配信され、視聴再生数は7億回を突破。特に中国での人気はケタ違いだという。

  柏田氏が「実は南極でも見られるんです!」と誇らしげに放った言葉に、「南極の人たちはさすがに見てないでしょう!」とすかさず突っ込まれ、会場を湧かせるシーンもあった。

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▲パリでは同シリーズのラッピングバスも登場(画像右上)。
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▲最後に集合写真