◆まるでプラネタリウムにいるような幻想的な雰囲気を堪能できるアクションゲーム!
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本作はアクションパズルと銘打たれていますが、どちらかというとリズムよくタップしていくリズムゲームに近いです。宇宙空間のようなステージに存在するギミックに合わせて、キューブの色を変えながら進んでいきゴールをめざします。
流れるBGMやキューブが何かに当たった時の効果音が心地よく、ヒーリング音楽を聴いているような感覚が味わえるのが特徴です。キューブが飛んでいく軌跡の光やエフェクトも美しく、3D映画のようなアングルで追いかけるので眺めるだけでも楽しいです。
▲すごく凝っているCGというワケではないのに、光のエフェクトと音がマッチしていてとにかく美しい。一見の価値アリです!
基本的なゲーム内容は、キューブをゴールまで運ぶというシンプルなモノ。進行方向にあるギミックに合わせて、キューブの色を「赤」と「青」に変えながら進んでいきます。キューブは画面左をタップすると「青」、画面右をタップすると「赤」のパワーを発動。本作は「磁石」がモチーフになっており、「赤」はN極、「青」はS極と考えるとわかりやすいかもしれません。キューブとギミックの関係性にも、この磁石の性質が取り入れられています。
▲キューブ自体を動かすことはできず、プレイヤーは色を変えるだけ。そんなシンプルなゲーム性にも関わらず、何度もプレイしてしまう中毒性があります。
◆ギミックの性質を理解して使いこなそう!
プレイヤーが操作できるのは、キューブの色を変えることのみ。ギミックの特性に合わせ、即座に適切な色をタップすればキューブは先へと進んでいきます。そこで重要なのは、キューブとギミックは、それぞれ「磁石」と同様の性質を持っているということ。同じ色は反発して、異なる色は引き寄せるということです。
▲いろんなギミックが登場しますが、ポイントはキューブを相反する色にするのか、同色にするのかを瞬時に判断することです。
代表的なギミックは、同じ色のキューブを弾く「ボード(板)」、異なる色のキューブを引き寄せて放つ「アロー」、青のキューブを吸着して青のパワーを切ると射出する「シリンダー」など。これらのギミックを用いて、キューブをゴール地点まで到達させればクリアとなります。“正解”の色を選ばないとギミックは作動しないので、瞬時の反射神経と判断力が要求されます。
▲出現したボードと同じ色を選ぶのが正解。連続で出現する場所は混乱しがちなので、難所は何度も挑戦してみましょう。
▲シリンダーにキューブが吸着するとシリンダー自体が回転。シリンダーが適切な進行方向を向いた時にパワーを切って、キューブを射出します。
▲ジェットコースターのような軌道でライン上を進んでいく“スライダー”のギミックも登場。動きや光のエフェクトが美しすぎて、つい見入ってしまいます。
◆ルールもさまざま! 多彩なステージに挑戦せよ!!
本作のゲームステージは、3種類のジャンルが用意されています。比較的短いルートを進む「ミニステージ」、曲に合わせて長めのルートを進む「音楽ステージ」、ひたすらハイスコアをめざす「エンドレスステージ」です。
ミニステージをクリアすることで獲得できるポイントを使って新たなステージのロックを外すとプレイできるようになります。ミニステージは全部で51ステージが用意されており、先のステージになるほど難易度がアップします。
▲サウンドに合わせてキューブが飛行していく「音楽ステージ」。音と光がマッチして、クリアできた時は爽快感バツグンです!
▲ハイスコアを競い合う「エンドレスステージ」。ミニステージとは違って、おそらくゴールは無いモノと思われます。
◆シンプルなのに奥深い、斬新なゲーム性に衝撃!
ピンボールの玉のようにギミックに弾かれながら飛んで行くキューブ。その軌跡の美しさや秀逸なカメラアングル、そして何より素晴らしい“音”に完全に魅了されました。どことなく神秘的かつ幻想的な雰囲気は、個人的にツボでした。そして単なるパズルでもリズムゲームでもない新感覚のゲーム性は……文字や静止画では伝わらないと思いますので、ぜひ一度プレイして実感してほしいところですね。
難易度が上がってくると初プレイでクリアするのは至難の業ですが、繰り返しプレイするうちに攻略できるようになるゲームバランスは自分にはちょうど良く感じました。1ステージごとにサクっと終わるので、短時間の息抜きに最適のゲームですよ。