【レビュー】TV番組とのコラボで誕生した言葉遊びパズル『モジポップン ~100の海と情熱の大陸~』

◆文字をつないで単語を作る! プレイヤーの語彙力が試される新感覚パズル!!

タイトル画面

『モジポップン ~100の海と情熱の大陸』のダウンロードはコチラ

 人気ドキュメンタリー番組「情熱大陸」と『パズドラ』のガンホーがコラボして誕生した『モジポップン ~100の海と情熱の大陸』。その製作の経緯はTVで放映され、さらにガンホー初の完全無料ゲームだ。

 本作の主人公は、海中を潜りながらお宝を発見していくのが目的。ランダムに浮かび上がる「カタカナ」をタップしていき、その組み合わせによって“言葉”を作りあげていくゲームである。最大で6文字までの言葉を作ることができ、なるべく長い文字数の言葉を作ったほうが高得点(このゲームの場合、海中に深く潜るほど高得点を得る)をゲット。各ステージのゴール地点には宝箱があり、その宝箱を開くカギとなる条件を満たせばステージクリア。複雑な操作は一切必要なく、ただプレイヤーのボキャブラリー能力のみが試されるユニークなゲーム内容である。

ミッションモード
▲ストーリーを進めるための「ミッションモード」は全100ステージ。完全制覇した先に待っているのは果たして……!?
エンドレスモード
▲ゴールがない「エンドレスモード」は、どこまで潜れるかを競うチャレンジモード。

◆高得点のカギを握る“チェーン”と“コンボ”に挑戦!

 各ステージには宝箱が置かれている深度と、ゴール地点の宝箱を開けるカギとなる“条件”が設定されている。カギを開く条件には“チェーン”や“コンボ”の回数が設定されていることが多いので、それぞれの意味をしっかり把握しておこう。
 “チェーン”は、しりとりのように連続で言葉を作り続けることで成立。一度でも言葉が作れなかったら途切れてしまう。最低2文字の言葉でもチェーンは継続するので、慎重に言葉を選ぼう。
 “コンボ”は、ひとつの言葉の中に複数の言葉を含めることで成立する。たとえば「コウリ」という言葉を作った場合「ウリ=(瓜)」「コウリ=(小売り)」というふたつの言葉が含まれるので、2コンボ成立といった具合だ。

チェーン
▲長い言葉を強引に狙うとチェーンは途切れがち。短い言葉を駆使してチェーンをしっかり継続させていこう。
コンボ
▲文字数が多い言葉を完成させた際にコンボが発動すると、一気に深度が稼げることも。

◆お助けアイテムや便利機能を駆使してクリアをめざせ!

 ダイビング中は「ハート」の数がライフで、文字をひとつタップするたびにハートは1ずつ消費。ゼロになるとゲームオーバー。しかし文字に混じってハートを抱えた「クリオネコ」というキャラが出現することがある。これをタップすればハートが少しだけ回復するのでうまく活用していこう。 それ以外にも、タップすると周囲の文字を消して別の文字を出現させる「ハリセンボン」、5ターンの間潜る距離が2倍になる「ブースターフィッシュ」、わんこダイブのゲージをMAXにする「お肉」などが登場。いずれも使い方次第で攻略のポイントになる。

ブースターフィッシュ
▲ブースターフィッシュの効果中にコンボを決めれば大チャンス! すぐにタップする必要はないので、タイミングを見計らって使おう。

 便利機能である「リフレッシュ」と「わんこダイブ」も攻略には欠かせない存在だ。「リフレッシュ」はハートをふたつ消費して文字を総入れ替えする機能で、「わんこダイブ」は、愛犬のパッションが指定した文字をひとつだけ持ってきてくれるというもの。わんこダイブは、画面下にある骨の形のゲージを消費して発動できる。ただし、パッションが持ってきてくれる文字の精度はゲージの量に関係しており、ゲージが少ない場合は無関係な文字を持ってくることも……。

リフレッシュ
▲リフレッシュの使い方が最大のポイント。運の要素も絡むが複数コンボが狙える時などは、リフレッシュに賭けてみる価値はある。
わんこダイブ
▲ゲージMAXの時のわんこダイブは、必ず指定した文字を持ってきてくれる。長い言葉を成立させたい時の切り札的な存在だ。

◆老若男女だれでもOK! クイズ番組のパネラー感覚が味わえる!!

 シンプルなルールで、プレイする人を選ばないお手軽さが本作の最大の魅力。ひとりでプレイするだけではなく、複数の人が集まってワイワイ楽しむのにも適したタイトルである。ゲームのテーマが言葉をおぼえる力につながるので、子供とお母さんが一緒に考えながら遊ぶのもいいかもしれない。
 ゲーム自体のテンポや音楽が良く、グラフィックもバツグンに綺麗。とても完全無料のゲームとは思えないクオリティで、思わず周囲の人にオススメしたくなるゲームだ。

高次面
▲全100ステージを踏破してしまうほどドハマりした筆者からのアドバイスとしては、訓読みよりも音読みの言葉狙いで「ャ」「ュ」「ョ」のような拗音を使うと長いコンボが狙いやすいかも。同音異義語が多そうな響きの言葉を選択していけば、結果オーライな場面も多いですよ!

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