東アジアのスマートフォンゲーム市場規模は9168億円(前年比2倍)、2014年に1兆円突破!

 CyberZが、シード・プランニングと共同で、東アジアにおけるスマートフォンゲーム市場動向調査を行ない、その結果を発表した。

◆東アジアのスマートフォンゲーム市場規模は9168億円(前年比2倍)、2014年に1兆円突破に

 調査の対象国・地域は、アジアの中でも特にスマートフォンの普及率および周辺サービスの利用者が急速に拡大している、日本、中国
韓国台湾香港となっている。現地企業へのヒアリングおよび、関連市場の調査によって国別動向や市場規模予測を算出したということだ。
市場構成比は日本が約6割、成長率では台湾がトップとなっている。


調査結果の要約は下記の通り。

●東アジアのスマートフォンゲーム市場規模(2012年-2016年)
2013年の東アジアスマートフォンゲーム市場規模は9168億円、前年比191.3%へ拡大。成長率トップは台湾、次いで中国。市場規模における構成割合は日本が59.6%と最も大きい結果に。

中国のスマートフォンゲーム市場
2013年の中国スマートフォンゲーム市場は2100億円、対前年比247.1%。東アジアのスマートフォンゲーム市場規模における中国の構成割合は22.9%。

韓国のスマートフォンゲーム市場
2013年の韓国スマートフォンゲーム市場は1150億円、対前年比162.0%。東アジアのスマートフォンゲーム市場規模における韓国の構成割合は12.5%。

台湾のスマートフォンゲーム市場
2013年の台湾スマートフォンゲーム市場は260億円、対前年比520.0%、前年比成長率は東アジアでトップ。東アジアのスマートフォンゲーム市場規模における台湾の構成割合は2.8%。

香港のスマートフォンゲーム市場
2013年の香港スマートフォンゲーム市場は190億円、対前年比172.7%。東アジアのスマートフォンゲーム市場規模における香港の構成割合は2.1%。

日本のスマートフォンゲーム市場
2013年の日本スマートフォンゲーム市場は5468億円、対前年比178.0%。東アジアのスマートフォンゲーム市場規模における日本の構成割合は59.6%。

2014年以降の東アジアのスマートフォンゲーム市場
2014年の東アジアスマートフォンゲーム市場は1兆2454億円、対前年比135.8%。2017年には、2013年の約2.4倍、2兆円規模に到達する見込み。

日本は2013年12月に、AppStoreやGooglePlayを始めとしたアプリマーケットにおける売上高で、これまで首位だった米国を初めて上回り、世界一となった。CyberZでは、2013年の世界全体のスマートフォンゲーム市場規模のうち、東アジアが占める割合は過半数を突破していると想定しているそうだ。