好調なスマホゲームに加え、海外拠点の再編や広告費の適正化といった積極的なコスト削減も貢献。
2017年6月9日、gumiは平成29年4月期の決算短信を発表。gumiグループの連結会計年度の売上高は259億3千万円（前期増減率21％）、営業利益は16億5千万円（前期22億円の損失）、経常利益は17億3千万円（前期22億円の損失）、親会社株主に帰属する純利益を13億2千万円（前期32億円の損失）と、大きく黒字に転じたことがわかった。
大幅な黒字化に成功した要因としては、スクエニと共同開発による『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』、株式会社Fuji＆gumi Gamesと共同開発した『誰ガ為のアルケミスト』、gumiオリジナルタイトルである『クリスタル オブ リユニオン（日本語版）』と、3本のタイトルが好調に推移したことに加え、取締役会において決議した海外拠点の再編（事業撤退・事業縮小）に伴うコスト削減による売上原価率の低下、徹底的な広告効果の検証による広告宣伝費の適正化（削減）なども貢献した。
平成30年4月期第1四半期の連結業績予想については、モバイルオンラインゲーム業界の変化が激しく、業績が短期的に大きく変動する可能性があることから売上高のみを発表。営業利益、経常利益、純利益の予想に関しては非開示となった。
