物語とキャラクターの両方を兼ね備えた「キャラクター小説」を選出。受賞作品は2018年春ごろに角川文庫として刊行予定。
株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)は、9月13日(水)午後5時より「第3回 角川文庫キャラクター小説大賞」の選考会を実施。選考委員の審査の結果、344作品の応募の中から受賞作を発表した。
第3回 角川文庫キャラクター小説大賞
大賞 賞金 150万円
『次回作にご期待下さい』 著: 問乃 みさき (といの・みさき)
優秀賞 賞金 30万円
該当作なし
読者賞
『地獄くらやみ花も無き』 著: 路生 よる (みちお・よる)
KADOKAWAは、物語とキャラクターの両方を兼ね備えた「キャラクター小説」が、今求められているエンタテインメント小説であり、新たな書き手を発見、より面白い文芸作品を世に送り出していきたいと考え、2015年「第1回角川文庫キャラクター小説大賞」を創設。
これまでに『樫乃木(かしのき)美大の奇妙な住人 長原あざみ、最初の事件(柳瀬みちる著)』『コハルノートへおかえり(石井颯良著)』『憧れの作家は人間じゃありませんでした(澤村御影著)』『窓がない部屋のミス・マーシュ(斎藤千輪著)』が受賞作品として選ばれ、角川文庫から刊行。
また、今回受賞作が発表された第3回より、角川文庫キャラクター小説大賞「読者賞」が新設。書店員からなるモニター審査員によって、もっとも多く支持された作品に与えられる。
第3回の選評は、11月7日(火)配信の角川キャラクター小説マガジン「小説屋sari-sari(さりさり)」11月号に掲載予定。贈賞式は、2017年冬に都内で開催する予定であり、受賞作は、KADOKAWAより角川文庫として2018年春ごろに刊行する予定とのこと。
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