バーチャルフィッティング分野での共同開発を予定。MR機器に試着したい人の情報を入力すると、その人が試着しているような状況を作り出す。
株式会社DMM.com(以下、DMM)は、DMM.makeと株式会社ハニカムラボ(以下、ハニカムラボ)が、AR(Augmented Reality:拡張現実)およびMR(Mixed Reality:複合現実)分野での共同開発を行うための覚書を締結し、業務提携を開始したことを、10月25日(水)に発表。
DMM.makeは、3Dデジタルスキャンや3Dプリンターを用いた造形、ハードウェア開発に必要な最新機材を取りそろえたシェアオフィスDMM.makeAKIBAの運営などを行なっている。
ハニカムラボは、多くの人が楽しめるコンテンツを生み出す、ゲーム業界出身のエンジニアたちとWeb業界出身のエンジニアたちがあわさった企業。
今後、両社は、仮想世界と現実世界を融合させるMR技術を用いて、デジタル技術を活用した未来の試着方法であるバーチャルフィッティング分野の共同開発を予定していると発表。
これによって、最新のMR機器に対応し、試着をしたい人の顔の3Dデータや身長、体重、股下などの情報を入力することで、あたかも自分が試着をしているような状況を作り出すことができるとしている。また、本技術は、アパレル分野だけではなく、さまざまな分野での応用が期待されているとのこと。