スクエニHD、平成30年3月期第2四半期決算を発表。既存タイトルのリピート販売を中心に好調、営業利益132%増の258億円。

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スマホタイトルの好調、FFXIVの拡張による会員増、ゲーム事業が利益に大きく貢献。出版も電子コミック販売が増加。

株式会社 スクウェア・エニックス・ホールディングス(以下、スクエニHD)は、平成30年3月期第2四半期決算を11月8日(水)に発表した。当期の連結業績に関しては、売上高1320億4300万円(前年同期比24.2%増)、営業利益258億1600万円(同132.3%増)、経常利益266億1700万円(同217.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は175億1500万円(同218.7%)となった。

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経営成績に関する説明

報告セグメントをデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、出版事業、ライツ・プロパティ等事業と定めており、各々のセグメントに関しては、事業基盤の強化と収益力の向上に努めた。

当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1320億4300万円(前年同期比24.2%増)、営業利益258億1600万円(同132.3%増)、経常利益266億1700万円(同217.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は175億1500万円(同218.7%)となった。

セグメント毎の業績は、以下。

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デジタルエンタテインメント事業
本事業では、ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行なっている。

当第2四半期連結累計期間は、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』や『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』を発売。『NieR:Automata』をはじめとする過去に発売したタイトルのダウンロードを中心としたリピート販売の好調によって、前年同期比で増収増益となった。

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スマートデバイス・PCブラウザなどに関するコンテンツにおいては、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』『星のドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』『キングダム ハーツ ユニオン クロス』などの既存タイトルが国内外で好調に推移したとのこと。また、ロイヤリティー収入の増加により、前年同期比で増収増益。

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多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、『ファイナルファンタジーXIV』の拡張版ディスクの発売によるディスク売上と、それに伴う課金会員数の増加を受けて、前年同期比で増収増益となった。

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以上の結果、売上高1021億400万円(前年同期比30.4%増)、営業利益265億8900万円(同119.3%増)となった。

アミューズメント事業
アミューズメント施設の運営、並びにアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発及び販売を行なう。

当第2四半期連結累計期間では、店舗運営が堅調に推移。しかし、アミューズメント機器の販売について、新規タイトルの発売数が減少したことにより、前年同期比で減収増益と発表。

以上の結果、売上高211億3300万円(前年同期比0.7%減)、営業利益24億6300万円(同17.7%増)となった。

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出版事業
コミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行なっている。

当第2四半期連結累計期間は、前年同期と比較してコミック単行本の売上が好調であり、特に電子書籍形式による販売が増加した。

以上の結果、売上高56億4900万円(前年同期比24.1%増)、営業利益13億8400万円(同44.7%増)となった。

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ライツ・プロパティ等事業
主に、スクエニHDグループのコンテンツに関する二次的著作物の企画・制作・販売及びライセンス許諾を行なっている。

当第2四半期連結累計期間は、自社コンテンツのキャラクターグッズ、サウンドトラック等の販売・許諾、他社の有力コンテンツのキャラクターグッズ化などが好調に推移。

以上の結果、売上高40億5900万円(前年同期比33.4%増)、営業利益11億9900万円(同9.5%増)となった。

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関連サイト

株式会社 スクウェア・エニックス・ホールディングス公式サイト
平成30年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2017(平成29)年11月8日開催 決算説明会資料(和文/スライド)

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