エイベックス、平成30年3月期第2四半期決算を発表。パッケージ商品の売上不調により、営業利益が減少。

ライヴ動員数の増加により売上増。一方、その他の事業で販売減少やサービス終了などが目立った。

エイベックス株式会社(以下、エイベックス)は、平成30年3月期第2四半期決算を11月9日(木)に発表した。平成30年3月期第2四半期の連結業績に関しては、売上高684億500万円(前年同期比9.6%減)、営業利益8億4300万円(同71.6%減)、経常利益6億1400万円(同75%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6億3300万円となった。

エイベックス、平成30年3月期第2四半期決算 エイベックス、平成30年3月期第2四半期決算

経営成績に関する説明

エイベックスグループは、平成28年5月に公表した「avex group 成長戦略2020~未来志向型エンタテインメント企業へ~」に基づき、平成29年4月から、タグライン(企業理念)の再設定、意思決定迅速化のための権限委譲、大幅な組織再編、人事制度改革を実施し、全社的な改革に取り組んでいるとのこと。

当第2四半期連結累計期間の業績については、音楽事業におけるライヴ動員数が増加したものの、音楽ソフト作品及びアニメ映像ソフト作品の販売が減少。また、デジタル事業において一部の映像配信サービスが終了したと発表。

エイベックス、音楽事業概況 エイベックス、アニメ事業 エイベックス、デジタル事業概況

上記の結果、売上高は684億500万円(前年同期比9.6%減)、営業利益は8億4300万円(同71.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6億3300万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益6億7200万円)となった。

平成30年3月期通期の連結業績予想に関しては、平成29年5月11日に公表した「平成29年3月期決算短信」の予想から変更はないとのこと。

関連サイト

エイベックス株式会社公式サイト
平成30年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年3月期第2四半期業績説明資料