ブランジスタ、『神の手』の利用者増加と収益拡大の投資を行い営業利益3億円。平成29年9月期決算。

電子雑誌やソリューション事業の拡大、3Dクレーンゲーム『神の手』の成長に注力。『神の手』は実機クレーンとの連動企画などを実施。

株式会社ブランジスタ(以下、ブランジスタ)は、平成29年9月期決算を11月14日(火)に発表した。平成29年9月期の連結業績に関しては、売上高31億6000万円(前期比11.9%増)、営業利益3億100万円(同40%減)、経営利益3億200万円(同39.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億8800万円(同46.4%減)となった。

ブランジスタ

当期の経営成績の概況

ブランジスタグループは、「企業プロモーション支援を目的とした電子メディア事業」として、既存事業である「電子雑誌」「ソリューション」の業容拡大、連結子会社の株式会社ブランジスタゲーム運営の3Dクレーンゲーム『神の手』の成長に注力してきたと発表。

電子雑誌業務に関しては、株式会社青山メインランドと共同で、女性の資産運用を応援するライフスタイルマガジン「MaRiche(マリッシュ)」を創刊。地方自治体とのタイアップによる観光PR用電子雑誌を4ヶ月連続で発行し、日本各地の自治体との取り組みが増加したとのこと。

また、英語圏の海外個人旅行客向けに訪日観光電子雑誌を創刊し、海外読者向けコンテンツの拡充も実施。

ソリューション業務では「ブランジスタ物流」の取扱高の増加に加え、「越境ECサポートサービス」をはじめとするECサポートサービスの取扱高も増加。業務受託売上が好調に推移。

『神の手』においては、人気アーティストやコンテンツとの企画を定期的に開催。実店舗への来店促進につながる企業向け広告プランや、企業とのタイアップによるハワイ旅行やクルマといった豪華景品企画も実施。また、バーチャルだけではなく、プロモーションを目的に実機クレーンゲームとの連動企画など新たな取り組みを展開。リリース以来初のフルリニューアルも行ない、利用者の増加と収益の拡大を目的とした先行投資を行なったとのこと。

以上の結果、売上高は31億6051万円(前連結会計年度比11.9%増)、営業利益は3億179万円(同40.0%減)、経常利益は3億231万円(同39.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億8838万円(同46.4%減)となった。

平成30年9月期の連結業績見通しに関しては、売上高33億円、営業利益0円、経常利益0円、親会社株主に帰属する四半期純損失2億円を見込んでいると発表した。

関連サイト

株式会社ブランジスタ公式サイト
平成29年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)