マンガ家・イラストレーターの作品を商品に。日本から世界中のユーザーに向けて発信。
株式会社フーモア(以下、フーモア)は、アメリカのPicsArt社(以下、PicsArt社)と、オフィシャルパートナーシップを締結したと発表。これにより、フーモアが抱えるクリエイターにも、「PicsArt」にて有料ステッカー販売などを可能にする“PicsArt社オフィシャルクリエイター”への選出機会が提供されることになった。
PicsArt社が提供している「PicsArt」はソーシャルコミュニティの一種で、写真の加工やオリジナルステッカーの制作などができる世界最大級の画像編集アプリだ。30言語に対応していて、アプリで制作したコンテンツは世界中のユーザーとシェアが可能。iOS、Android、Windows用が無料で利用できる。2017年10月現在で4.5億人以上にインストールされ、月間1億人以上のユーザーが利用している。
PicsArt
フーモアは今回のパートナーシップ締結により、漫画家・イラストレーターのインフルエンサー・マーケティング事業(クリエイターのタレントマネジメント事業)に参入。静止画コンテンツのクリエイターに対しても、YouTuberやインスタグラマーのように、インフルエンサーとして活躍できる場所を構築する。さらに、フーモアが抱えるクリエイターが、販売収益を上げられるよう国内外のサービスと協業を進め、協業するすべてのサービスでクリエイターの販売収益機会の提供をサポートする予定だ。
有料ステッカーの一部
PicsArt社CBOのウィルソン・クリーゲル氏とフーモア代表取締役の芝辻幹也氏の2名は、本件に関して以下のコメントを寄せた。
PicsArt社CBO ウィルソン・クリーゲル氏
「日本のトップクリエイターと数多くの実績を持つフーモアとパートナーシップを締結できとても光栄です。クリエイターがPicsArtのプラットフォームで活躍し、世界中で新たなファンを獲得し、フォロワーを増やし、ブランド力向上や新たなビジネス創出の機会に繋がります。」
フーモア代表取締役 芝辻幹也氏
「イラストやマンガなどの2次元コンテンツは人間が演じる3次元コンテンツと比較し、人種や言語の違いを感じさせず、グローバルの壁を超えることができます。この強みを最大限に活かし、日本が誇る優秀なクリエイターが世界で活躍できるよう邁進していきたいと思います。」
