ゲームタイトルの不振の影響により前年同四半期比で減収。ソフトウェア販売事業に関しては前年同四半期比で増加。
株式会社ベクター(以下、ベクター)は、平成30年3月期第3四半期決算を2018年1月24日(水)に発表した。当期営業収益は9億3700万円(前年同期比17.6%減)、営業損失は1億7500万円、経常損失は1億6500万円、四半期純損失は1億6700万円となった。
経営成績に関する説明
当第3四半期のオンラインゲーム事業の営業収益は、スマホゲームを中心に新規タイトルのリリースにより収益の拡大を計ったが、前期中にサービスを開始したゲームタイトルの不振の影響が大きく、前年同四半期と比べて減収となった。
ソフトウェア販売事業に関しては、販売施策等が好調に推移したことより、当第3四半期の営業収益は前年同四半期と比べて増収。法人向け市場が底堅く推移していることも、増収の要因とのこと。
営業費用につきましては、前年同四半期と比べて大幅に減少。
以上の結果、当第3四半期累計期間は、営業収益9億3700万円(前年同期比17.6%減)、営業損失1億7500万円(前年同期は5600万円の営業損失)、経常損失1億6500万円(前年同期は4600万円の経常損失)、四半期純損失1億6700万円(前年同期は1億3600万円の四半期純損失)となった。
平成30年3月期(通期)の業績に関しては、営業収益13億1000万円(前年同期は14億7500万円 11.2%減)、営業損失2億2500万円(前年同期は6700万円の営業損失)、経常損失2億1500万円(前年同期は5700万円の経常損失)、当期純損失2億18万円(前年同期は1億7100万円の当期純損失)を見込んでいると発表。