日本ファルコム、「英雄伝説」「イース」シリーズを販売し営業利益1.5億。平成30年9月期第1四半期決算。

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TGS2017で賞を受賞した『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』をリリース。最新作『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ』は現在開発中。他社ゲームとのコラボも実施。

日本ファルコム株式会社は、平成30年9月期第1四半期決算を2月8日(木)に発表した。当期の経営成績は、売上高3億1100万円(前年同期比8.8%増)、営業利益1億5100万円(同2.4%増)、経常利益1億5300万円(同2.5%増)、四半期純利益1億1200万円(同3.9%増)となった。

日本ファルコム

経営成績に関する説明

製品部門
東京ゲームショウにおいて日本ゲーム大賞フューチャー部門を受賞したPlayStation4(以下、PS4)向けゲームソフト『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ(平成29年9月発売)』や、平成29年11月に株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント主催の「プレイステーションアワード2017」でユーザーにより選出される「ユーザーズチョイス賞」を受賞しPS4向けゲームソフト『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)(平成29年5月発売)』を販売。

また、PS4向けに「英雄伝説 閃の軌跡」シリーズとして、『英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改 -Thors Military Academy 1204-』を3月8日に、『英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ -The Erebonian Civil War-』を4月26日に発売予定。シリーズ最新作『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ -THE END OF SAGA-』は鋭意制作中とのこと。

上記の結果、売上高は6400万円(前年同期比168.9%増)となった。

ライセンス部門
PS4及びPC向けゲームソフト『東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)』の英語版やPlayStationVita(以下、PSVita)向けゲームソフト『英雄伝説 空の軌跡SCEvolution』の繁体字中国語版、韓国語版を平成29年12月に発売した。

また、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売や、オンラインストーリーRPG『英雄伝説 暁の軌跡』の他、『乖離性ミリオンアーサー(株式会社スクウェア・エニックス)』『クルセイダークエスト(NHNエンターテインメント株式会社)』などのゲームタイトルとのコラボ展開を進行。平成30年3月には携帯型ゲーム機PSVita向けゲームソフト『英雄伝説 空の軌跡the 3rd Evolution』の繁体字中国語版と韓国語版を発売する予定。

上記の結果、売上高は2億4700万円(前年同期比5.8%減)となった。

以上の結果、売上高は3億1100万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は1億5100万円(同2.4%増)、経常利益は1億5300万円(同2.5%増)、四半期純利益は1億1200万円(同3.9%増)となった。

業績予想に関しては、11月9日(木)に公表した内容から変更はないとのこと。

関連サイト

日本ファルコム株式会社公式サイト
平成30年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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