中国最大級の大手グループ企業。WeChatやQQといったSNSサービスとスマートフォンとPCゲームが順調。
中国のテンセントグループ(騰訊控股有限公司)は、2017年度決算を、2018年3月21日(水)に発表した。
当期のテンセントグループの収入は2377億6000万人民元(前年期比56%増、日本円:3兆9658億円)、営業利益は903億200万人民元(同61%増、日本円:1兆5062億円)、年間利益は724億7100万人民元(同75%増、日本円:1兆2087億円)、親会社株主に帰属する純利益は715億1000万人民元(同74%増、日本円:1兆1927億円)となった。
収入の内訳は、weChatやQQなどのソーシャルネットワークとゲームをまとめた付加価値サービスでは1540億人民元(日本円:2兆5687億円)、オンライン広告は404億人民元(日本円:6738億円)、その他は434億人民元(日本円:7239億円)となった。
テンセントグループは、WeChat(微信)やQQといったソーシャルネットワークサービスをはじめ、テンセントゲームズ、テンセントコミック、テンセントピクチャーズなど幅広い事業を手掛けている中国最大級の企業グループ。
また、サービス中のオンラインゲーム『王者荣耀(英語名:Arena of Valor)』が中国でもっとも人気のあるモバイルゲームとなり、海外版も成功を収めたと発表。2018年は、モバイル版の開発と配信の権利を獲得した『PUBG』のさらなる開発を行なう準備をしているとのこと。
(日本円は、2018年3月22日現在のレートで計算をしています。)
関連サイト
テンセントグループ公式サイト(海外サイト:英語)
TENCENT ANNOUNCES 2017 FOURTH QUARTER AND ANNUAL RESULTS(海外サイト:英語)
2017 Fourth Quarter and Annual Results Presentation March 21, 2018(海外サイト:英語)
腾讯公布2017年第四季度及全年业绩(海外サイト:中国語)