「特別レアガチャ『魔法石10個! フェス限ヒロインガチャ』」での優良誤認表示の件。自主報告で減額も課徴金額は5020万円。
消費者庁は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、ガンホー)に対して、配信中のゲーム『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』にかかわる表示について、景品表示法第8条1項の規定に基づき、課徴金5020万円の納付命令を行なったとサイトで発表した。
本件は、『パズドラ』内で、平成29年2月13日から2月26日に行なわれた「特別レアガチャ『魔法石10個!フェス限ヒロインガチャ』」の紹介動画などで、優良誤認表示を疑われた問題。
ガチャの紹介時は、紹介された多数のモンスターが「究極進化」の対象になるかのように表示・説明されていたが、実際は一部のモンスターにしか「究極進化」が適応されなかったもの。
今回、これが景品表示法第8条1項の「商品又は役務の品質、規格その他の内容について、実際のものよりも著しく優良であること又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であることを示す表示」にあたると判断され、ガンホーは5020万円の課徴金の納付命令を受けた。