【レビュー】コンボを重ねてフルボッコに! 爽快シューティング『フルボッコヒーローズX』で大群を駆逐してやろう!!

◆味方ヒーローたちのショットで敵をせん滅!

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『フルボッコヒーローズX』の戦闘は、ステージ固定型のシューティングバトル。わかりやすく説明するなら「昔なつかしのインベーダーゲームにRPG要素を足してアレンジ」したようなゲーム内容だ。5人+フレンド1人のヒーローを自在に切り替えながら、多彩なショットを駆使して敵を撃破していく。
 攻撃中のヒーローは少しずつショットタイマーが減少していき、タイマーが0になると別のヒーローに交代。一定時間が経過するか、ステージが変わると再出撃が可能となる。 各ヒーローは「騎士」「ドラゴン」「魔術師」「獣人」など計9クラスにわかれ、それぞれクラスごとにショットのタイプに特徴がある。貫通型、拡散型、炸裂型などの多彩なバリエーションがあるので、敵のタイプやステージに合わせて使いわけることが重要だ。
 シューティングバトルの爽快感とRPG的なヒーローたちの育成要素。このふたつを兼ね備えた、お得なゲーム性をじっくりと楽しんでみよう。

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▲シューティングステージは、もちろんオートショット。手軽に爽快感あふれるシューティングバトルが楽しめる。
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▲シューティング時の“自機”となるヒーローたち。歴史上の人物からお伽話の主人公、さらに神話の英雄やドラゴンまで、とにかくいろんなヒーローが登場する。

◆意外と戦略性アリ!? メインコンテンツのシューティングステージ!

 本作はクエストに挑戦することでシューティングステージに進む。クエストにはストーリーを進めるための「メインクエスト」、期間限定ステージやイベントなどが開催される「スペシャルクエスト」、強化アイテム収集に便利な「遠征クエスト」の3タイプが用意されており、プレイヤーが自由に選んでプレイできる。

 なかでもユニークなのは「遠征クエスト」。これは1パーティを遠征に出撃させ、強化や資金などを獲得するためのクエストとなる。最大の特徴は、スタミナを消費せずに出撃できる点にある。ステージ攻略自体は他のクエストと同じだが、一度遠征に出したパーティは帰還するまでの間、一切使用できなくなる(強化なども不可能)。難易度が上がると帰還までに数十時間を要する遠征もあるので注意が必要だ。
 この手のゲームは、メインパーティ以外の出番は少なくなりがちだが、本作ではキチンと遠征用のパーティとして活躍の場が用意されている点が嬉しい。

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▲スペシャルクエストは、期間限定のお得なクエストに挑戦できる。ただしスタミナの消費量は多めなので、頻繁にはプレイできない。
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▲遠征クエストは、難易度に応じて帰還までの時間が異なる。高難易度の遠征は、帰還までに12時間を要するものも。うっかり主力パーティを遠征に出すと大変なので気をつけよう。ちなみに獲得したアイテムは帰還するまでもらえない。

 シューティングステージは選択したパーティメンバーにフレンドを加えた、計6人のパーティで挑戦。ひとりずつ出撃させ、メンバーを交代しながら敵を撃破していくスタイルだ。前でも触れたが、ヒーローのクラスごとにショットのタイプに特徴があるので、挑戦するステージの傾向や敵の特性に合わせたパーティ編成が重要になる。たとえば敵の数が多い場合は、拡散型ショットの獣人や炸裂型ショットのドラゴンを多めに編成すると効率良く撃破できる、といった感じだ。

 また、ヒーロー(と敵)にはクラスのほかに、属性という要素がある。相性の良し悪しで与えるダメージが変化するので、ステージボスの属性と相性が良いヒーローで固めると有利に。敵の属性は色を見れば一目瞭然なので、出現した敵に対して有利な属性のヒーローにチェンジしながら戦うといった判断も要求される。

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▲ヒーローに武器を装備することで、ショットのタイプを変化させられることも。
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▲属性の相性には、火<水<木<火という3すくみ関係のほかに、光と闇は互いに弱点、無属性は無属性が弱点という関係がある。とくにヒーローのレベルが低いゲーム序盤は、属性を考慮してパーティ編成するのがオススメだ。
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▲ヒーローのスキルゲージがたまるとスキルが使用可能に。攻撃や回復スキルのほかに、自機のショットを変化させるスキルなどもある。
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▲フィーバーアイコンが表示された敵を倒し「フィーバーソウル」というアイテムをゲットすると「フルボッコフィーバー」に突入! このとき画面の敵をなぞると、パーティ全員がフルボッコ攻撃を行い大ダメージを与える。

◆アニメコラボなども実施! ストレス発散にもピッタリな爽快シューティング!!

 個人的には、大量の敵を強力なショットで粉砕していくストレス解消型のシューティングが好みなので、本作はまさにドストライク。シューティング部分は、左右に自機を動かすのと、スキル使用とメンバーチェンジくらいのお手軽操作なので、初心者でもまったく問題なく楽しめた。登場するヒーローたちも史実キャラからお伽話の主人公まで幅広く、育成RPG好きのプレイヤーにも満足できる内容だ。
 そして他作品とのコラボイベントにも力が入れられていて、ゲームの内外に活気が感じられたのも大きなプラス材料だと思う。

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▲他のゲームやアニメとのコラボイベントも頻繁に行われ大盛況! このときは『進撃の巨人』とのコラボが開催中で、『進撃』キャラをリーダーにしているフレンドがたくさん見受けられた。

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