トーセ、事業戦略の見直しや売上高の増加により営業利益8400万円。平成30年8月期第3四半期決算。

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サポートを行なっている『ドラクエライバルズ』が1300万DLを突破。スマホ向けゲームが運営業務の遂行により、売上が大幅に伸長。

株式会社トーセ(以下、トーセ)は、平成30年8月期第3四半期決算を、2018年7月6日(金)に発表。売上高28億9200万円(前年同期比4.3%増)、営業利益8400万円(同111.3%増)、経常利益9600万円(同25.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益7600万円(同322.7%増)となった。

トーセ第3四半期決算 業績ハイライト

経営成績に関する説明

トーセグループは「サービス業務の拡大」「グローバル化の推進」「サービス分野の拡大」「収益基盤の拡充」の4つの成長戦略の推進に取り組み、中長期的な企業価値と資本効率の向上につとめてきた。

当第3四半期連結累計期間の業績は、複数のスマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行したことなどにより、売上高は28億9200万円(前年同期比4.3%増)となった。

利益面について、売上高の増加や、事業戦略の見直しに伴い、前年同期に比べて東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資費用の減少などにより、営業利益は8400万円(前年同期比111.3%増)。一方、前年同期と比較して営業外収益が減少、為替相場の変動により、トーセが保有・運用する外貨建資産の為替差損などを想定以上に計上した結果、経常利益は9600万円(前年同期比25.7%減)となった。親会社株主に帰属する四半期純利益に関しては、特別利益に投資有価証券売却益8500万円を計上したこと、前年同期に比べて投資有価証券評価損が減少したことなどにより7600万円(前年同期比322.7%増)となった。

デジタルエンタテインメント事業
ゲームを中心とするデジタルコンテンツの企画・開発・運営などを受託。

ゲームソフト関連の売上は、スマートフォン向けゲームの開発依頼の増加に伴い、適切な人員配置を行うべく、モバイルコンテンツ関連に多くの開発人員を投入した結果、9億600万円(前年同期比7%減)となった。

モバイルコンテンツ関連の売上は、複数のスマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行し、運営売上が大幅に伸長した結果、15億4700万円(前年同期比17.4%増)。

パチンコ・パチスロ関連の売上は、規制強化の影響により引き続き厳しい受注環境が続いたものの、2億2500万円(前年同期比0.3%増)となった。

以上の結果、デジタルエンタテインメント事業の売上高は26億7900万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は一般管理費の増加に伴い1億7400万円(同13.3%減)となった。

デジタルエンタテインメント事業

その他事業
東南アジア向けコンテンツ配信事業やSI事業、子会社の株式会社フォネックス・コミュニケーションズによる家庭用カラオケ楽曲配信事業やパソコン向けアバター制作業務などの新規事業を展開。

子会社の株式会社フォネックス・コミュニケーションズにおいて、新規案件の受注が低調に推移した結果、その他事業の売上高は2億1300万円(前年同期比16.5%減)となった。なお、前述のとおり東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資の費用が大幅に減少したことで赤字幅が縮小し、営業損失9000万円(前年同期は営業損失1億6410万円)となった。

セグメント別概況

連結業績予想に関しては、平成30年4月5日に公表した内容から変更はないとのこと。

業績予想ハイライト

関連サイト

株式会社トーセ公式サイト
平成30年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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