グッズ&ゲームともに好調な「うたプリ」。TCG「Z/X」においても、新作の好調とコスト改善により利益増。
株式会社ブロッコリー(以下、ブロッコリー)は、平成31年2月期第1四半期決算を2018年7月13日に発表した。当期売上高は12億3500万円(前年同期比72.2%増)、営業利益は1億1800万円(前年同期は営業損失8800万円)、経常利益は1億1500万円(前年同期は経常損失8300万円)、四半期純利益は7000万円(前年同期は四半期純損失5800万円)だった。
経営成績に関する説明
主力コンテンツ「うたの☆プリンスさまっ♪(以下、うたプリ)」は、イベントグッズの販売が売上高に寄与し、前年同期を大幅にこえた。ゲームアプリ『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』のロイヤリティも安定的に推移している。
他社ライセンスグッズに関しては、ブロッコリー発のぬいぐるみシリーズ「ちゅんコレ」が多数の他社ライセンス許諾を得られたことから、「うたプリ」同様に前年同期を大幅に上回る売上高となった。
トレーディングカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)」についても、新システム「イグニッション・オーバーブースト」が実装されたブースターパック 誓約舞装編『絆が導く未来』と、初心者応援パック『ビギナーズパック』を発売し、好評だった。
第2四半期においても、6月に発売したEXパック第11弾『よめ ♥ ドラ』が、ジューンブライドにあわせて人気ゼクスがウェディング衣装姿で登場するなど、ビジュアルとカード能力の両面で魅力を押し出した内容により好調を継続し、コストや通期の売上高・利益の大幅改善を目指す。
以上の結果、当第1四半期累計期間は、売上高12億3500万円(前年同期比72.2%)、営業利益1億1800万円(前年同期は営業損失8800万円)、経常利益1億1500万円(前年同期は経常損失8300万円)、四半期純利益7000万円(前年同期は四半期純損失5800万円)となり、前年同期実績から大幅な黒字回復となった。
業績予想に関しては、4月13日に発表した「平成30年2月期決算短信」から変更はないとのこと。