【コミケ94】初日は16万人が来場。世界最大級の同人誌即売会が東京ビッグサイトで開幕。

コミケキャッチ

3日間で50万人以上が来場。2018年夏の一番人気のジャンルは、海外でも人気の「Fate」シリーズを含む“TYPE-MOON”。

8月10日から12日の3日間、東京ビッグサイトで開催される世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット94(以下、コミケ94)」が開幕した。

コミケ94

東京ビッグサイトの東西すべての展示場を使って開催するコミケ94には、34000以上のサークルが参加し、50万人以上の来場者が訪れ、その経済効果は180億円超といわれている。

記録的な猛暑が続く東京は、初日の8月10日も晴天。日中はかなりの暑さが予想されていたが、初日から16万人が来場。東京ビッグサイト前には、開場前から長蛇の列ができ、スタッフが水分補給などの暑さ対策を呼びかけていた。

開場後は、お目当てのサークルをまわる人たちで展示場内が賑わっていただけでなく、展示場をつなぐ通路や、外のコスプレエリアまで多くの人であふれ、東京ビッグサイト全体が、猛暑に負けない熱気で包まれていた。

コミケは、開催日ごとに出展ジャンルを分け、各日でサークルが入れ替わるのが特徴。ジャンルの種類もそのときの流行を考慮して、統廃合などの調整がされている。

今回のコミケ94の一番人気は、スマホゲームや、アニメ、劇場版で話題となった「Fate」シリーズが含まれる“TYPE-MOON”で、人気サークルの前には、購入待ちの人たちで展示場内から外まで続く長い列ができていた。

コミケ94の入場料は無料。その気になれば、気軽に来場することもできるが、午前中は長蛇の入場待機列があるため、初めての参加者は午後から会場に入ることが推奨されている。

コミケ94_2

ゲーム、アニメ、マンガはもちろん、音楽、鉄道、評論など、各ジャンルに特化した創作物が楽しめる。

また、イベントでの注意事項や参加サークルの一覧や場所といった重要事項の伝達にはコミックマーケットカタログ(冊子版、DVD-ROM版、Web版があり)が使われているので、万全を期すならば購入したほうがいいだろう。

2日目、3日目は土日となるため、初日以上の来場者が訪れるのは間違いない。日中は気温の上昇が予想されているだけでなく、雷などの予報もあるようだ。来場を考えている人は、ぜひ万全の準備を整えて、事故のないように楽しんで欲しい。

アズールレーン痛車

企業ブースにはアズールレーンの痛車も展示されていた。

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