新麗伝媒は日中合作映画「空海 KU－KAI」の制作を担当した映像制作会社。閲文集団はビジネス領域と収益の拡大を狙う。
中国の電子書籍サービス大手企業のひとつである「阅文集团（China Literature 以下、閲文集団）」が、映画制作会社の「新丽传媒股份有限公司（NEW CLASSICS MEDIA CORPORATION 以下、新麗伝媒）」の株式をすべて買収したと、中国のメディアサイト「36Kr」などが報じた。（参考URL：36Krk記事※中国語）
新麗伝媒は、2007年に設立したドラマや映画、ネットドラマの制作会社。中国国内の映像作品はもちろん、日本でも公開された日中合作映画「空海 KU－KAI」の制作を務めた。
今回、閲文集団は、新麗伝媒の株式を所持しているテンセントを、新麗伝媒の経営株主から全株式を買収。報道によると、閲文集団が所有するIPを利用したテレビシリーズなどの映像作品制作に、新麗伝媒が携わっているとのこと。閲文集団は電子書籍以外のビジネス領域の拡大を狙い、収益拡大を目指すそうだ。
関連サイト
阅文集团公式サイト（海外サイト：中国語）
新丽传媒股份有限公司公式サイト（海外サイト：中国語）
