adjust、2018年で最も多く起動されているアプリは戦略ゲームとの調査結果を発表。

日本を含む5つの主要市場で「2018年モバイルゲームベンチマークレポート」の調査結果を公表。ゲームアプリに関しては広告が有効との結果も。

adjust株式会社は、2018年1月1日から3月31日の期間で、日本や中国、ロシア、アメリカ、EMEA（フランス、ドイツ、トルコ、英国）の5主要市場を調査した「2018年モバイルゲームベンチマークレポート」を発表した。

調査によると、日本と他の主要モバイルマーケテング市場でゲームアプリの継続率を比較した場合、日本が世界で最も継続率が高いという結果が出た（インストール後、一定の日数が経過しても継続してアプリを使用しているユーザーの割合）。一方で、同じアジア圏の中国では、継続率が著しく低いとのこと。

国別の継続率

国別のセッション数

また、ゲームアプリの場合、有料広告を経由して来たユーザーと、オーガニックユーザーの継続率はほぼ同じであり、ゲーム以外のジャンルに関しては通常オーガニックユーザーの継続率が高かった。これにより、ゲームアプリのアプリ広告は、良質なユーザーを獲得するのに有効な手段であるといえるとのこと。

インストールソースによる継続率の違い

ゲームのカテゴリーに関しては「戦略ゲーム」が最も多く起動されたゲームアプリであり、ロールプレイング、アドベンチャー、シミュレーションゲームも高いセッション数（＝起動数）を記録した。一方、レーシングやクイズ系ゲームのセッション数は少なかった。

レポートのさらなる詳細については、以下の「2018年モバイルゲームベンチマークレポート」を確認してほしい。