日宣、中国のアニメ製作スタジオ彩色鉛筆動漫の日本進出を支援

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彩色鉛筆動漫が、日本のアニメーターの獲得やアニメスタジオとの連携の強化を目的に日本に進出。

株式会社日宣(以下、日宣)は、中国のアニメIPホルダーでテンセントグループのひとつである閲文集団が出資するアニメ製作スタジオ彩色鉛筆動漫が日本に進出するにあたり、包括的な支援を行なうことを発表した。

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左:日宣 部長 中山隆央氏
右:中国「彩色鉛筆動画」創業者・CEO兼Colored Pencil Animation Japan 代表取締役 鄧志巍氏

中国のアニメ市場の規模は、2016年に約200億元(「中国アニメ市場調査」日本貿易振興機構2018年3月)に達し、その後も成長中。製作、運営、グッズなどの関連商品を含めた巨大産業となり、出版やテレビ、映画、インターネットなどの業界が関わっている。

市場の成長と同じく、中国のアニメ製作力も成長。中国Webアニメを黎明期から牽引し、ハイエンドな大人向けアニメなども製作し、高い技術力がある彩色鉛筆動画は、日本のアニメ製作力に魅力を感じ、日本のアニメーターの獲得やアニメスタジオとの連携の強化を目的に、日本法人Colored Pencil Animation Japan株式会社(以下、Colored Pencil Animation Japan)を、2018年6月6日に設立した。

日宣は、Colored Pencil Animation Japan設立のため、広告宣伝やセールスプロモーションに限らず、パートナー企業と連携することで、翻訳・通訳業務や各種申請など、日本法人設立に関する手続きの支援、日本でのアライアンス先の紹介、人材採用に係るコンサルティングなどを提供。

本発表に伴い、彩色鉛筆動画の創業者であり、Colored Pencil Animation Japan代表取締役の鄧志巍氏がコメントを寄せた。

彩色鉛筆動画 創業者・CEO兼Colored Pencil Animation Japan 代表取締役 鄧志巍氏
「今日まで辿り着くにあたり、中国企業という点において、日本での会社設立には様々な困難がありましたが、2018年、わたしの情熱に共鳴してくれた仲間とともに、憧れの日本で新たなスタートを切ることができました。わたしは経営者である以前に、ひとりのクリエイターであり、アニメファンです。デジタル作画が主流になっても、視聴するデバイスが変わっても、はじめて色鉛筆を手にした時の気持ちを忘れずに、まだ誰も観たことのない感動を、世界に発信していきたいと思います。

また、我々の仲間である『日宣』には、弊社設立後においても、様々な業務や多くの日本企業との連携の架け橋になってくれることを願っております。

そして、わたしたちの作品に、どうぞご期待ください!」

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