日本一ソフトウェア、新作5タイトルのリリースも減益 平成31年3月期第2四半期決算

日本一ソフト

自社ゲーム開発販売のほか、海外インディーゲームの移植シリーズ「日本一Indie Spirits」で収益拡大を狙う。

株式会社日本一ソフトウェア(以下、日本一ソフトウェア)は、平成31年3月期第2四半期決算を11月9日に発表した。当期の連結経営成績については、売上高は26億2100万円(前年同期比11.3%減)、営業利益は4億1600万円(同13.3%減)、経常利益4億8500万円(同4.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億100万円(同16.2%減)だった。

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経営成績に関する情報

日本一ソフトウェアグループは、あらゆるエンターテインメント分野で活躍できる強いコンテンツメーカーとして、世界中のユーザーに楽しさを提供できるよう「商品力強化」「技術力強化」「コンシューマー依存からの脱却」「海外展開強化」「グループ間シナジー強化」「組織強化」を中期経営戦略として取り組んでいる。

当第2四半期連結累計期間については、パッケージタイトルとして『嘘つき姫と盲目王子』『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』『CLOSED NIGHTMARE(クローズド・ナイトメア)』『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』『魔界戦記ディスガイアRefine』の合計5タイトルを発売。10月発売予定の『夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch』と、11月発売予定の『ラピス・リ・アビス』は開発中となっている。

また、海外インディーを中心に日本に存在しない面白くて斬新なタイトルを発掘し、移植、販売するプロジェクト「日本一Indie Spirits」では、『Yonder 青と大地と雲の物語』(ダウンロード専用タイトル)を発売した。12月には『Rainbow Skies(レインボースカイ)』を発売予定であり、今後も海外タイトルを積極的に発掘し、収益拡大を目指していく。

その他については、PlayStation Network、Steam、App Storeなどを通じたゲームソフトやダウンロードコンテンツの販売、ゲームソフトの受託開発、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営を引き続き行なっている。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高26億2160万円(前年同期比11.3%減)、営業利益4億1625万円(同13.3%減)、経常利益4億8559万円(同4.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億164万円(同16.2%減)だった。

業績予想については、5月11日に発表した内容から変更はない。

関連サイト

株式会社日本一ソフトウェア公式サイト
平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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