国内外から140文字以内でイラスト制作を有償依頼できるサービス。クリエイターに有償依頼する「コミッション」の普及を目指す。
外神田商事株式会社(以下、外神田商事)は、国内外から日本のクリエイターへイラスト制作を依頼できるサービス「Skeb」を、11月30日(金)から開始することを発表した。
昨今、日本サブカルチャーの海外進出により、イラストレーターやマンガ家など日本のアートクリエイターに対する知名度は世界的に向上している。北米では「コミッション」と呼ばれる個人がクリエイターに対して、任意のイラストを有償で依頼する文化が普及しているが、日本国内ではクリエイターへの依頼は独自の慣例が多くあり、ファンが気軽に依頼できる環境がなかった。
今回、コミッションを日本へ普及させるとともに、海外のマンガファンが増える中、言語の問題を考えずにコミッションを可能にするサービスとして「Skeb」を提供開始。
本サービスは、140文字以内でイラスト制作を有償依頼ができるというもの。依頼は100以上の言語で入力でき、クリエイターへは翻訳されて届くようになっている。
報酬に関しては、イラストの依頼時に外神田商事が依頼人から預かることで、クリエイターへの支払いを担保し、昨今頻発しているクリエイターに対する報酬の未払いの問題を解決。クレジットカード決済を導入しており、通貨の種類や国際送金のコストを気にすることなく、支払いが行なえる。
外神田商事は、「Skeb」を通してクリエイターに新たな収益源をもたらし、日本の創作文化のさらなる活性化をはかる。