大ヒット映画やドラマで世界的に有名なセレブたちが幕張に集結。国内外から50000人が来場する年に一度の祭典。
株式会社東京コミックコンベンションが、11月30日(金)～12月2日(日)までの3日間、千葉県美浜区の幕張メッセで開催する、世界最大級のポップ・カルチャーイベント「東京コミコン2018」が開幕した。
前回の「東京コミコン2017」では47000人が来場したが、今回は、前回を超える50000人の来場者を見込んでいるとのこと。
「東京コミコン」の前身となった「シリコンバレーコミコン」は、「スパイダーマン」や「X-メン」などのコミック原作者であり、「ポップ・カルチャーの父」とも称されるスタン・リー氏（以下、リー氏）と、アップル共同創業者のひとりで「テクノロジーの王」といわれるスティーヴ・ウォズニアック氏（以下、ウォズ氏）の出会いからはじまったイベントだ。
マーベルブースでは、注目作「キャプテンマーベル」の限定前売りチケットの販売もあり大盛況。
「シリコンバレーコミコン」は最高のテクノロジーと最高のポップ・カルチャーを融合させた祭典として、ウォズ氏の住むシリコンバレーでのみ開催していたが、ウォズ氏には「真にグローバルな祭典にしたいという想いがあり、「それであれば日本を巻き込まなければならない」と東京での開催に挑戦。2016年12月に「東京コミコン 2016」として実現されたのが「東京コミコン」のはじまりだ。
「東京コミコン2018」会場には、2018年11月に逝去したスタン・リー氏の追悼モニュメントが設置され、メッセージボードには、ファンたちから多くの言葉が寄せられていた。
「シリコンバレーコミコン」と対をなす「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、日本文化との親和性を感じられる、テクノロジーやポップ・カルチャーの祭典として、既存のイベントとはまた違った空間が楽しめる。
「東京コミコン2018」の見どころは、3日間を通して最新映画のPRや注目コンテンツのお披露目など、アメリカンポップカルチャーの最新情報にいち早く触れられる多様なイベントだろう。
発表されたばかりのハリウッド映画「名探偵ピカチュウ」のブースも登場。
また、「東京コミコン2018」のために来日した、大ヒット映画やドラマに出演するセレブたちが間近にみられるだけでなく、一緒に写真を撮ったり、交流が楽しめる機会が設けられているのも「コミコン」の醍醐味だ。
これだけの大物俳優が揃う機会はめったにないこともあって、各人が登場するたびに大きな歓声があがっていた。
人気なのはセレブたちだけではない。アメコミイラストなどでインディー活動をしているアーティストたちがブースを連ねる「アーティストアレイ」コーナーでは、海を越えてきた人気アーティストと交流するためにファンたちが長蛇の列をつくるなど、セレブに負けない存在感に、ポップカルチャーのファン層の厚さが感じられる。
人気アーティストのブースが立ち並ぶアーティストアレイ。
物販ブースも充実。「東京コミコン2018」限定グッズなどのプレミアム商品から、バッジやシールといった小物まで、旧作から最新作までアメリカンポップカルチャーグッズがずらりと並ぶ様は壮観。土産袋のマイバッグは大きめのものをおすすめする。
マーベルの物販コーナーには、様々なアイテムがぎっしりと並んでいた。
そのほか、コスプレコンテストや、アンバサダーに就任した中川翔子氏のライブステージなど、老若男女が楽しめるような多様な催しが開かれる予定だ。
当日券などは、チケットぴあで販売中。詳細は公式サイトや各チケット販売サイトで確認して欲しい。
会場には、実際に映画の撮影でも使われた貴重なアイテムも多数展示されている。
青森からやってきた放送60周年記念「月光仮面」ねぶたも会場に展示されていた。
イベント概要
東京コミックコンベンション 2018 (略称:東京コミコン 2018)
会 期: 2018 年 11 月 30 日(金)12:00~19:00
2018 年 12 月 1 日(土)10:00~19:00
2018 年 12 月 2 日(日)10:00~18:00
会 場: 幕張メッセ 国際展示場 9・10・11 ホール
主 催: 株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
当日入場券 ※チケットぴあで発売
発売:2018 年 11 月 30 日(金)0:00~
一般 3500 円(税込) 中高生 2500 円(税込)
詳細につきましては、オフィシャルサイトにてご確認ください。
