ワンダープラネット、「名古屋グランパス」所属パラeスポーツアスリートの募集を開始

ワンダープラネット

プロサッカークラブ所属のeスポーツ選手として活動。引退後の生活も見据えて、業務と両立できる選手の育成を目指す。

ワンダープラネット株式会社(以下、ワンダープラネット)は、株式会社名古屋グランパスエイトと名古屋王者株式会社(以下、名古屋王者)の3社協力で、パラeスポーツアスリートとして活動する選手の募集を開始したことを発表した。

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採用された選手は、名古屋グランパスエイトのプロサッカークラブ「名古屋グランパス」に所属するプロeスポーツ選手として各種大会に出場するほか、愛知県名古屋を代表するパラeスポーツアスリートとして、各種広報活動やメディア対応を行なうとのこと。選手はワンダープラネットの障がい者採用で就労となり、選手の障害の特性にあわせた柔軟な勤務形態を提供する準備があるようだ。

選手のマネジメント業務やトレーニングに関しては、プロeスポーツチーム「名古屋OJA(なごや おうじゃ)」を運営する名古屋王者が担当。プロ選手として、本格的なトレーニングサポート体制を提供する。

また、ワンダープラネットを含む3社は、選手が引退後の生活に不安を抱えることなく競技に専念できるよう、引退後のセカンドキャリアを見据えた業務経験の提供も目指すとのこと。

今回の選手募集にあたり、ワンダープラネット代表取締役社長CEOの常川友樹氏、名古屋グランパスエイト代表取締役社長の小西工己氏、名古屋王者代表取締役社長の片桐正大氏がコメントを寄せている。

ワンダープラネット株式会社 代表取締役社長CEO 常川友樹氏
「ワンダープラネットは2012年に愛知県名古屋市で創業し、コーポレートミッション「楽しいね!を、世界中の日常へ。」をゲームを通じて実現するべく、日々挑戦しているベンチャー企業です。名古屋グランパス様とは、地元愛知・名古屋から世界への挑戦の想いを共にさせていただき、2018年3月よりパートナー契約を締結しております。この度、名古屋を拠点にeスポーツプロチームを運営する名古屋OJA様も加え、愛知・名古屋に縁のある3社が手を組んで、新たなプロジェクトの実現に向けて動き出すことになりました。採用選手には、競技活動と弊社の業務を両立できる環境を提供いたします。パラeスポーツアスリートとしての新たなロールモデルを一緒に作り上げ、世界へ挑戦する志を共有できる方に応募いただけますと嬉しく思います。」

株式会社名古屋グランパスエイト 代表取締役社長 小西工己氏
「名古屋グランパスは名古屋市・豊田市・みよし市および愛知県全域をホームタウンとし、活動するプロサッカークラブです。Jリーグでは「2018明治安田生命eJ.LEAGUE」が開催され、ジャカルタアジア大会ではeスポーツが公開競技として行われました。今まさに進化を続けている、eスポーツ分野でワンダープラネット様、名古屋OJA様と共に、新たなプロジェクトを始動できる事を大変嬉しく思います。パラeスポーツアスリートという形は世界でも新しい取組みだと思います。名古屋グランパスを背負い、新たな夢に挑戦していただける仲間と共にこれまでに無い物語を作っていきましょう。楽しみにしております。」

名古屋王者株式会社 代表取締役社長 片桐正大氏
「名古屋OJAは、設立当初から、「名古屋を元気に」「日本を元気に」「優しい社会に」を理念に活動を続けてまいりました。eスポーツは、知力・判断力・集中力などを競う頭のスポーツであり、生産性を高めることを追求するビジネスの世界と大きな親和性があります。その特徴から、eスポーツは生まれ持った身体機能への依存が小さく、障がいを越えて多くの方が同じ舞台で競い合えるインクルーシブなスポーツです。地元名古屋を代表する先輩企業の方々と、このようなeスポーツの可能性を追求するプロジェクトを開始できることを大変うれしく思います。」

関連サイト

ワンダープラネット株式会社公式サイト
株式会社名古屋グランパスエイト公式サイト
名古屋王者株式会社公式サイト

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