ケイブ、『三極ジャスティス』のサービス終了で赤字拡大 営業損失4億円 2019年5月期第2四半期決算

ケイブ

新作海外タイトル『デビルブック』を1月8日に配信。『三ジャス』の配信停止では4億4000万円の減損損失を計上。

株式会社ケイブ(以下、ケイブ)は、2019年5月期第2四半期決算を1月10日に発表。当期の累計経営成績に関して、売上高10億2200万円(前年同期比6.7%減)、営業損失4億4200万円(前年同期は5300万円の営業損失)、経常損失4億4400万円(前年同期は5400万円の経常損失)、四半期純損失8億9400万円(前年同期は3500万円の四半期純損失)だった。

決算 損益計算 ハイライト 業績推移

経営成績に関する説明

当期累計期間については、2018年9月に韓国のNGELGAMESと新しく輸入する『デビルブック』の日本独占配信について契約を締結し、同タイトルを1月8日に配信した。

デビルブック

主力スマートフォンゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~(以下、ゴ魔乙)』については、美少女シューティング」への原点回帰を継続し、プレイヤー同士が一対一で対戦できる「ごまおつスポーツモード」の実装に向けて開発を進行している。本機能の実装により、「対戦」という「eスポーツ」に欠かせない要素が加わることになる。本モードは、当期中の実装を予定している。

一方で、『ゴ魔乙』に続く2本目の柱を目指していた『三極ジャスティス(以下、三ジャス)』が、プレイ継続率の向上を目的に大規模アップデートを2018年8月に実施したが、目標とする継続率を達成することができず、2019年2月末でサービス配信を停止することが決定した。これに伴い『三ジャス』に係る資産について4億4000万円の減損損失を計上した。

三極ジャスティス

また、2018年12月にに株式会社KeyHolderと資本業務提携契約を締結。両社はネットクレーンゲームや新作ゲームの開発、eスポーツ展開の分野で協力すると発表した。

業務提携

以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高10億2200万円(前年同期比6.7%減)、営業損失4億4200万円(前年同期は5300万円の営業損失)、経常損失4億4400万円(前年同期は5400万円の経常損失)、四半期純損失8億9400万円(前年同期は3500万円の四半期純損失)だった。

業績予想

関連サイト

株式会社ケイブ公式サイト
2019年5月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年5月期第2四半期決算補足資料

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