SE H&I、主要事業の出版の好調で営業利益3億円 平成31年3月期第3四半期決算

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ

書籍販売やWebメディアなどの主要事業が前年度に続き好調に推移。一部事業ではコスト増加により利益が減少。

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社(以下、SE H&I)は、1月29日に平成31年3月期第3四半期決算を発表した。当期連結経営成績に関しては、売上高39億2800万円(前年同期比5.2%増)、営業利益3億5900万円(同15.1%増)、経常利益3億3000万円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億3600万円(同47.5%減)だった。

決算

経営成績に関する説明

セグメント毎の業績は以下。

出版事業
書籍販売やWebメディア・イベント、電子書籍、オンライン販売などといった主要事業が、前連結会計年度に続いて好調を維持、拡大したことで、増収増益となった。

以上の結果、売上高22億9800万円(前年同期比10.6%増)、セグメント利益4億1900万円(同27.1%増)だった。

コーポレートサービス事業
新規先からの売上が増加。一方で外注費などのコスト増加で、売上が増加したがセグメント利益が減少した。

上記の結果、売上高5億5200万円(前年同期比3.3%増)、セグメント利益2700万円(同24.4%減)となった。

ソフトウェア・ネットワーク事業
広告費削減による有料コンテンツ売上の減少影響が継続したが、新規事業への取り組みやスタッフ増員などの先行投資実施の成果が徐々に効を奏した。

上記の結果、売上高6億1900万円(前年同期比12.6%減)、セグメント利益300万円(同93.2%減)だった。

教育・人材事業
IT人材研修事業が期を通じて好調に推移した。しかし、スタッフ充実に要する先行投資実施の影響もあり、減益となった。

上記の結果、売上高3億7600万円(前年同期比7.5%増)、セグメント利益6400万円(同13%減)だった。

投資運用事業
有価証券投資運用額増加に伴う利息や配当金収入が増加。

上記の結果、売上高8100万円(前年同期比29.5%増)、セグメント利益5300万円(同58.6%増)だった。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績については、売上高39億2800万円(前年同期比5.2%増)、営業利益3億5900万円(同15.1%増)、経常利益3億3000万円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億3600万円(同47.5%減)となった。

関連サイト

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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