ミクシィ、主力『モンスト』のファン層拡大に投資 営業利益268億円 2019年3月期第3四半期決算

ミクシィ

『モンスト』のリアルイベントやアニメのタイアップ企画でユーザー数が増加。ライフスタイル事業では新規事業立ち上げを加速。

株式会社ミクシィ(以下、ミクシィ)は、2019年3月期第3四半期決算を2月7日に発表。当期連結経営成績については、売上高は1059億8300万円(前年同期比21.7%減)、営業利益は268億9900万円(同43.8%減)、経常利益は269億8500万円(同44%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は171億100万円(同31.9%減)となった。

決算 業績推移 展開フェース

経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間の売上高は1059億8300万円(前年同期比21.7%減)、営業利益は268億9900万円(同43.8%減)、経常利益は269億8500万円(同44%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は171億100万円(同31.9%減)となった。

セグメント毎の業績は以下。

エンターテインメント事業
スマートフォンネイティブゲーム『モンスターストライク(以下、モンスト)』を主力としている。

国内外でTVCMや屋外広告などのプロモーション、eスポーツ促進を含むリアルイベントの実施やグッズの製作、映画や人気アニメとのタイアップ、オリジナルアニメの配信や劇場版公開などを行ない、『モンスト』の利用者数が2019年1月に全世界で4900万人を突破した。

グッズ販売を行なう常設店舗も東京渋谷店以外に、大阪心斎橋店、東京羽田店をオープンした。

今後も、ユーザーの期待に応えるため、サービスのライフタイムの長期化を目指し、アプリ内外でのユーザー還元の実施、映像・ソフトウェアの充実、マーチャンダイジングなど、ゲーム以外の領域の確立、新規タイトルなどの開発を行ない、事業の発展をはかる。

上記の結果、売上高は1015億9200万円(前年同期比18.4%減)、セグメント利益は342億9700万円(同比33.8%減)となった。

エンタメ事業

ライフスタイル事業
家族向け写真・動画共有アプリ『家族アルバム みてね』について、2019年1月に利用者が400万人を突破した。サロンスタッフ直接予約アプリ『minimo』に関しては、2018年6月に累計300万ダウンロードを突破した。また、新規事業の立ち上げを加速するため、先行投資を実施している。

また、チケットフリマサービス『チケットキャンプ』については、2018年5月をもってサービスを終了した。

また、2018年7月2日付で、ミクシィが保有する株式会社Diverseの株式のすべてを、株式会社IBJに譲渡した。

上記の結果、売上高は43億9300万円(前年同四半期比59.6%減)、セグメント損失は12億4500万円(前年同期はセグメント利益20億1800万円)だった。

ライフスタイル

関連サイト

株式会社ミクシィ公式サイト
2019年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年3月期第3四半期決算説明資料

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