タカラトミー、国内販売の好調に加え、海外輸出も伸長で過去最高益を更新 営業利益151億円 平成31年3月期第3四半期決算

タカラトミー

「プラレール」や「リカちゃん」などの定番商品や、「ベイブレードバースト」の海外向け輸出の好調で売上総利益が増加。

株式会社タカラトミーは、平成31年3月期第3四半期決算を2月12日(火)に発表した。当期連結経営成績については、売上高は1416億3600万円(前年同期比0.4%増)、営業利益は151億100万円(同10.7%増)、経常利益は150億2200万円(同11.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は103億8800万円(同6.1%増)だった。

決算

経営成績に関する説明

国内市場に関しては、定番商品の「プラレール」に関して、テレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」関連商品の販売が好調に推移し、「リカちゃん」のドールやハウス商品なども好調であった。トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」は、商品力を強化したこともあり人気を集めた。2018年夏から発売中の「L.O.L. サプライズ!」は、シリーズ商品を拡大し、国内累計出荷数が200万個を超えるなと好評を博した。

TOMY Internationalグループにおいては、農耕車両玩具が堅調に推移し、日本開発商品の「Printoss(プリントス 海外商品名:KiiPix)」の展開を進めた。一方で、キャラクター玩具の販売減少などにより、売上高は減少した。

売上高に関しては、国内の定番商品や新規商品の販売好調に加え、「ベイブレードバースト」の海外向け輸出などが伸長したことで、前年同期を上回った。

利益面については、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益がともに売上総利益などの増加により、過去最高益となった。

以上の結果、売上高は1416億3600万円(前年同期比0.4%増)営業利益は151億100万円(同10.1%増)経常利益は150億2200万円(同11.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は103億8800万円(同6.1%増)となった。

セグメント毎の業績は以下。

セグメント

関連サイト

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平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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