パピレス、国内外における販売施策の好調で営業利益16億円 平成31年3月期第3四半期決算

パピレス

積極的な広告宣伝と販売促進施策が功を奏して増収増益。海外では、台湾、アメリカ市場で順調に売上が拡大。

株式会社パピレス(以下、パピレス)は、平成31年3月期第3四半期決算を2月12日(火)に発表した。当期連結経営成績については、売上高は139億5000万円(前年同四半期比14.1%増)、営業利益は16億4000万円(同70.2%増)、経常利益は16億6400万円(同66.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億1400万円(同68.4%増)だった。

決算

経営成績に関する説明

パピレスグループは、顧客第一主義のもと、サービスの向上と他社との差別化をはかるとともに、広告宣伝と販売促進施策を積極的に行なうことで、事業拡大に努めている。また、海外市場の開拓及び次世代コンテンツの開発にも積極的に取り組んでいる。

広告宣伝は継続的な効果検証により、前年同期比で費用減少による売上高比率が改善。販売促進施策で新サービスポイント施策を導入するなどの施策を行なったことで、会員数及びユーザーの購入金額が増加。ともに前年同四半期に比べて増収増益となった。

海外市場の開拓については、翻訳体制を強化し、「英語版Renta!」「中国繁体字版Renta!」の掲載コンテンツの拡充したことで、台湾、アメリカ市場での売上規模が順調に拡大している。また、2018年4月には、中国で電子書籍事業を行なうことを目的に、香港に子会社1社を設立した。

次世代コンテンツの開発については、小説の文章を短く区切り、画像を追加した「絵ノベル」(特許取得済)や、コミックを動的演出でみせる「コミックシアター」の制作体制の強化が進み、コンテンツ数が増加。同時に、「絵ノベル」「コミックシアター」のフルカラー化、フルボイス化などの改良を行なっている。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は139億5000万円(前年同四半期比14.1%増)、営業利益は16億4000万円(同70.2%増)、経常利益は16億6400万円(同66.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億1400万円(同68.4%増)となった。

関連サイト

株式会社パピレス公式サイト
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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